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ピリピリとした雰囲気を纏ったまま、何かまた言ってくるのかと思えば何も言わない。だけどドアを閉める音がいつもより大きく聞こえた。静かに怒っているセフンが怖い。
さっきまでふわふわとした天国にいる気分だったのに、静かすぎる車内は地獄のようだった。家に帰ればすでに父達は帰ってきていて「海で酔いざましのアイス食べたんだって？どうだった？」って聞いてきた。セフンがそういう言い訳で許可を取ってくれたんだろう。
適当に会話を流して、すぐにお風呂も済ませてとぼとぼ部屋へ戻る。後ろを無言で歩いていたセフンが前に回り込みドアを開けた。
「………」
入れない。自分の部屋なのに足が進まない。隣のセフンを見上げることもできない。
「お嬢様」
「……」
「入室してください」
「……」
だって、キレてるセフンと二人きりですよね？
渋々部屋に入ると当たり前のようにセフンも部屋に入ってくる。脇目も振らず、ベッドへ乗り上げると腕を後ろから掴まれた。
「……なにか？」
「……」
「……ごめんなさい」
「何がですか？」
「あ……えっと…」
なんだ…なにを謝れば良いんだろう。
思わずごめんなさいって言っちゃった。
「俺が何かに怒ってるとでも？」
それが余計にいけなかったのか、不機嫌な声でそんなことを言い出した。
「…怒ってるよね？」
「怒ってませんが」
「……いや、怒ってる」
「ていうか謝るってことは、何か後ろめたいことでもあるんですか？悪いことをしたと思ってるから、謝罪の言葉が出るんですよね。違いますか？」
「俺に対してどんな悪いことをしたんですか？」
怒ってないと言い張るくせに、やたら饒舌で私を言い負かそうとする姿勢。強く言われると私は何も言えなくなることも、この人は知っている。
「…………」
「もうどうでもいいです」
「…どっ、どうでもいい？」
「はい。お嬢様がどこで何してようが」
「………」
「どうでもいい。興味ない。勝手にすれば」
パッと腕が解放され、ぶらんと垂れる。セフンは無表情で、私の顔すら見ない。お互い無言のまま。
そのままベッドから離れて行ったかと思えば部屋の電気を容赦なく消し、挙げ句何も言わずに部屋から出ていった。急に真っ暗になって、冷や汗が垂れる。
あれ？ま、いいや。ランプをつければ寝れるし…
ってスイッチの紐を引っ張ってもつかない。また切れちゃった？昨日までしっかりついてたのに。
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こむ(プロフ) - ぺとみさん» なんだって…？！書いている身としてすごく嬉しいお言葉をありがとうございます。いいんですか？私の好きにしちゃっても！なんでもいただいてくれるのなら、心置きなくやらせていただきます！笑 不味かったときは何も言わず笑っていてください(* ^ー゜)笑 (2018年7月30日 0時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» すみません嬉しさのあまり本音が；ω；でも催促してるわけでも急かしてるわけでもすみませんなんて言わせるつもりもないんです〜；ω；ぺとみさまの気が向いた時にいただけるのが一番嬉しいです。私の言葉はあまり気にしないでくださいね；ω；ありがとうございます！ (2018年7月30日 0時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさま〜！こんな嬉しいことを伝えてくださって、本当にありがとうございます(*ToT)心の底から嬉しいです。なので、遠慮はお捨てになって！くだ！さい！控えないでください！(笑)いつでも待ってます^^占領できてます！？よかったねセフン！ベクの追従を許すな〜！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 親指動かすのにドキドキします…！！この3人を好きに料理しちゃってください！（笑）どんな料理でも美味しくいただく気満々です(^-^)v爆笑 (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 待ってた〜！！なんて嬉しいお言葉…(;o;)いつもしよう！とは思うんですけどなんかすごく考えちゃって投稿のボタン押せずに今日に至ります…すみません…(;o;)でもいつもさくさく進むんだけど、単語の一つ一つが面白いくらい主人公の感情に繋がってて (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年7月9日 19時
