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それから何ヵ所も寄って景色を堪能した。見ている海はひとつだけど場所によって全く違うものに見えるから感動する。お腹がすいたタイミングでちょうど街へ着いたから一番にお昼を食べることにした。
南の島っぽいワンプレートメニューは、SNSに持ってこいだ。周りを見渡しても皆写真とってる。だけど私は食べる方が重要だからさっさとスプーンで崩しているとセフンは写真を撮っていた。
「それ撮ってどうするの？」
「……あげる？」
「どこに？」
「……SNSとか」
「へー、セフンそういうのしてるんだ」
「滅多にあげないけどね。休みないし」
「それはすみません…」
ていうか男の人より食い気がある私、ちょっと恥ずかしい。形だけでも撮っておいた方がいいかなって思ったけど、どの角度から見ても食べかけだから諦めよう。
「美味しいね」
「うん」
「あっ、セフン！」
「……」
同じ店にうちの使用人の女子グループが入店してきた。幸い席は遠いしあちらは気付いてはないけど、気付かれたらちょっとまずい。仕事なはずのセフンがスーツを着てないし一緒にご飯食べてるし。
セフンはちらっと女子グループを見て、何もなかったかのように食べ進める。
「見た…？」
「コソコソすれば反対に目につくから、普通にしてて」
「あ、うん…」
全然焦ってない。こういうときにすぐそういう判断ができるから頼りになるなぁ。私、すごくソワソワしちゃったよ。
「……なんですか？」
「ううん、お、美味しいね」
「もう何回も聞いた」
鼻で笑われてしまった。
「……あのさ」
「うん」
「………」
「ん？」
あのさっていうから何か言われると思って、目を見て待ってるのに見つめ合ったままなにも言い出しそうにない。なに？って追加で言ってみても、何か言いたげなくせに何も言わない。
「……」
なんだろう。だんだんその視線が居心地悪くなってきてふっと目を反らした。だけどまだ見られている気がする。何か顔についてるかな？って手で口を隠してみた。
「……食べ終わったなら行きましょうか」
え、そんなこと？
何をそこまで躊躇ってたのかわからないけど、自分が被っていたキャップを私に被せて、無事気付かれることなく店を出た。
「まだ被っててください」
渡そうとしたらそう言われ、頭に戻す。キャップなんか被ることないからちゃんと被れているか不安でセフンを見上げると、いい感じに調節してくれた。
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こむ(プロフ) - ぺとみさん» なんだって…？！書いている身としてすごく嬉しいお言葉をありがとうございます。いいんですか？私の好きにしちゃっても！なんでもいただいてくれるのなら、心置きなくやらせていただきます！笑 不味かったときは何も言わず笑っていてください(* ^ー゜)笑 (2018年7月30日 0時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» すみません嬉しさのあまり本音が；ω；でも催促してるわけでも急かしてるわけでもすみませんなんて言わせるつもりもないんです〜；ω；ぺとみさまの気が向いた時にいただけるのが一番嬉しいです。私の言葉はあまり気にしないでくださいね；ω；ありがとうございます！ (2018年7月30日 0時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさま〜！こんな嬉しいことを伝えてくださって、本当にありがとうございます(*ToT)心の底から嬉しいです。なので、遠慮はお捨てになって！くだ！さい！控えないでください！(笑)いつでも待ってます^^占領できてます！？よかったねセフン！ベクの追従を許すな〜！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 親指動かすのにドキドキします…！！この3人を好きに料理しちゃってください！（笑）どんな料理でも美味しくいただく気満々です(^-^)v爆笑 (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 待ってた〜！！なんて嬉しいお言葉…(;o;)いつもしよう！とは思うんですけどなんかすごく考えちゃって投稿のボタン押せずに今日に至ります…すみません…(;o;)でもいつもさくさく進むんだけど、単語の一つ一つが面白いくらい主人公の感情に繋がってて (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年7月9日 19時
