57.その意味 ページ7
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・降参です・・・。」
和「早！(笑)ってか、お前の中の俺のイメージどうなってんだよ(笑)」
ケラケラおかしそうに笑う・・・。
気になるなぁ〜・・・。
和「・・・・・・・・・・・・・・どっかの誰かさんが、少しでも俺たちを・・・いや、俺を頼ってくれますように〜。」
「え・・・？」
私の目をしっかり見て、さっきまでのふざけた感じとは違う・・・真剣な目を向けてくる和くん。
「・・・・・・・・私・・・？」
和「他に誰かいると思います？」
「・・・」
和「・・・・・・・・・A、俺たちに話してないことありません？」
「！！」
和「図星か。・・・・・・・・記憶、何か戻ったんでしょ？」
「っ・・・！」
どうして・・・？
和「昨日、眠っているときうなされながら言ってました。・・・・・殺すとか、危害とか・・・。」
「・・・っ。」
和「・・・・・・・・・話したくないんならいいんですけど・・・・でも、一人で抱え込むくらいなら、頼ってくださいよ。・・・一人で怖がらないでください。Aには俺たちがいんの。」
私の頭にポンと手を置いて優しく微笑む。
和「言ったでしょ？Aは俺が守ります。」
「！」
和「大丈夫。・・・・・Aは俺が守りますから。・・・・ね？」
確かに言った・・・・あの時・・・・。
すごくうれしくて・・・・不安なんて吹っ飛んじゃいそうで・・・・安心した・・・。
「・・・」
実はもう一つ怖いものがあったの・・・。
もし、記憶のことを話したら・・・・・みんなが離れて行ってしまうんじゃないかって・・・。
一部だけと言っても・・・あんな危険な・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・私も・・・・・・まだ全然わからないんです・・・。」
和「・・・・・・・・・・・・・そうですか。・・・・話したくなったら話してくださいよ。」
優しく・・・ふわふわと私の頭をなでてくれる和くんは・・・すごくまっすぐな眼をしていた。
和「そのキーホルダーは俺です。俺はいつでもAのそばにいますから。何かあったら呼んでください。どこにいても・・・・絶対に見つけ出して・・・・守ってみせます。」
「っ！！//////」
そう言って、目を細めて笑った和くんは私の手の甲に一つ・・・口づけを落とした・・・。
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なつみ(プロフ) - 私、この話をはじめて読んだときから今まで、ずっと忘れられなかったんです！すごくこの話が大好きです！私の作品も大空と星空さんとは比べ物にならないくらい下手ですが、読んでみてください！ (2015年1月23日 20時) (
レス) id: 066e4289d9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉love(プロフ) - はつこめです！感動しました(Ｔ＿Ｔ) できれば続編が見たいです！ (2014年12月30日 22時) (レス) id: 9c72a8bee6 (このIDを非表示/違反報告)
翔花 - 舞賀家の話しを読みたいですっ！よろしくお願いします！ (2014年12月30日 9時) (レス) id: ad1d79a261 (このIDを非表示/違反報告)
小桜セイラ(プロフ) - �△痢悗�れいな桜の木の下で』が気になります☆彡『きれいな桜の木の下で』に一票お願いします！ (2014年12月25日 20時) (レス) id: eeb5fad36d (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 舞賀家物語が読んでみたいと思いました!! (2014年12月24日 18時) (レス) id: 586a521adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大空と星空 | 作成日時：2014年8月22日 16時
