94.愛しさと魅惑 ページ44
智「A、あのね？」
「はい・・・」
智くんが近寄ってきてくれておかしそうに耳打ちする。
智「ニノ、Aに会いたい！ってずっと寂しがってたんだよ？愛されてるね。」
ふにゃっと変わらない笑顔を浮かべていう智くん。
その言葉に嬉しさと恥ずかしさで一気に顔が赤くなる。
和「ちょっとおじさん！なに吹き込んだの！」
智「んふふ。ないしょ〜。」
寂しかったの・・・私だけじゃないんだね・・・。
私もずっと会いたかった。
離れてから、時間が経てば経つほど・・・和くんへの大好きの気持ちは大きくなっていった・・・。
それで今日、仕事もやっと落ち着いて、ドキドキする胸の鼓動を抱えながらこのシェアハウスに来たんだ。
「よかった・・・。」
嫌われたんじゃないかって、実は思ってたから・・・。
和くんが私と同じ気持ちでいてくれたんだと思うと、たまらなくうれしい・・・。
「え！わっ！」
智くんとワーワー言ってた和くんが、突然私の腕をつかんでグングンと歩き出した。
リビングを抜け、階段を上り二階へ。
え、どこへいくの！？
なんて思っていると、いつの間にか黄色のドアの和くんの部屋へ。
・・・・へ？
なんで？と考える暇もなく、つかんでいた手を離した和くんは・・・・・・
「きゃっ！」
和「・・・」
私を、自分のベッドに押し倒した。
和「・・・A。・・・・・・・・俺のこと、まだ好きでいてくれてますか？」
「え？」
私の顔の横に両手を置いて、じっと見つめてくる。
その表情はなんだか不安そうで・・・。
「・・・・・はい。」
会いたかったんです・・・。
好きで好きで・・・・たまらないんです・・・。
和「よかった・・・。」
うれしそうに笑って、私の唇に自分のソレをやさしくあてる・・・。
「ん・・・//////」
触れるだけの一瞬のキス・・・。
でもすごく甘くて・・・。
和「・・・・やべ、俺我慢できそうにない。」
「えっ！！/////////」
すこしだけ離れた顔。
ゆっくりと私の耳元に顔を持っていく。
一瞬見えた和くんの顔は・・・さっきまでの不安そうな表情は全くなくて・・・むしろ・・・・
和「Aの全部、俺にくれませんか？」
すごくドキドキする・・・大人の魅力たっぷりの顔だった・・・。
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なつみ(プロフ) - 私、この話をはじめて読んだときから今まで、ずっと忘れられなかったんです！すごくこの話が大好きです！私の作品も大空と星空さんとは比べ物にならないくらい下手ですが、読んでみてください！ (2015年1月23日 20時) (
レス) id: 066e4289d9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉love(プロフ) - はつこめです！感動しました(Ｔ＿Ｔ) できれば続編が見たいです！ (2014年12月30日 22時) (レス) id: 9c72a8bee6 (このIDを非表示/違反報告)
翔花 - 舞賀家の話しを読みたいですっ！よろしくお願いします！ (2014年12月30日 9時) (レス) id: ad1d79a261 (このIDを非表示/違反報告)
小桜セイラ(プロフ) - �△痢悗�れいな桜の木の下で』が気になります☆彡『きれいな桜の木の下で』に一票お願いします！ (2014年12月25日 20時) (レス) id: eeb5fad36d (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 舞賀家物語が読んでみたいと思いました!! (2014年12月24日 18時) (レス) id: 586a521adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大空と星空 | 作成日時：2014年8月22日 16時
