92.会いたい ページ42
ぎゅって抱き着いた俺の頭をふわふわと撫でる。
智「ニノかぁいいなぁ。」
和「・・・他人事だと思って・・・。」
智「そんなことねぇべ？」
Aに会いたい・・・。
俺はAがいいんです・・・。
Aじゃなきゃダメなんですよ〜・・・。
俺をこんなにしといてもう会えないなんて許しませんよ？
和「・・・てか、俺女々しい・・・。」
恥ずかしくなってくるけど、でも、それだけあいつに惚れてるってわけで・・・。
和「はぁ・・・。」
Aとおそろいのキーホルダーを眺めながらまた一つため息。
ねぇ、A。
あなたは今何をしていますか？
会いたい・・・。
あの日、俺に聞かせてくれたあなたの気持ちにウソがないのなら・・・もう一度・・・・・。
和「・・・・A・・・。」
ぎゅっとキーホルダーを握りしめる。
・・・・・と、
ピンポーン
「「「「「！」」」」」
シェアハウスの玄関の呼び鈴が鳴る。
誰だ？
翔「ニノ出て〜！」
和「え〜、翔さん出てくださいよ。」
翔「今無理！頼む！」
いつの間にか相葉さんとJもいそいそと何かをし出した。
大野さんは俺の頭に手を置いたまま寝てるし・・・。
・・・・仕方ないですね・・・。
何度もならされる呼び鈴。
和「は〜い。」
玄関モニターを見て、来訪者の顔を確認する。
和「・・・・・・・え。」
玄関のモニターに映っていた人・・・・・。
変わらない笑顔を浮かべながら、会いたくて仕方なかった人が立っていた。
その人が名乗る前に玄関に走り出す。
バンッと開けた玄関のドア。
「あ・・・か・・・！！」
何か言おうとした彼女を、思いっきり抱きしめる。
ギュッと・・・・壊さないように、でも離さないように・・・。
和「A・・・。」
ずっと会いたかった・・・・大好きな人・・・大切な人・・・。
守ると、約束した人・・・。
「和くん・・・。」
和「うん。・・・・・・・会いたかった・・・。」
俺がそういうと、少し頬を赤く染め、うれしそうに「私もです・・・」と言って俺の背中に細い腕を回してくれるA。
愛しさが一気にこみあげてきて、そっとその薄ピンク色のきれいな唇にキスをした・・・・。
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なつみ(プロフ) - 私、この話をはじめて読んだときから今まで、ずっと忘れられなかったんです！すごくこの話が大好きです！私の作品も大空と星空さんとは比べ物にならないくらい下手ですが、読んでみてください！ (2015年1月23日 20時) (
レス) id: 066e4289d9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉love(プロフ) - はつこめです！感動しました(Ｔ＿Ｔ) できれば続編が見たいです！ (2014年12月30日 22時) (レス) id: 9c72a8bee6 (このIDを非表示/違反報告)
翔花 - 舞賀家の話しを読みたいですっ！よろしくお願いします！ (2014年12月30日 9時) (レス) id: ad1d79a261 (このIDを非表示/違反報告)
小桜セイラ(プロフ) - �△痢悗�れいな桜の木の下で』が気になります☆彡『きれいな桜の木の下で』に一票お願いします！ (2014年12月25日 20時) (レス) id: eeb5fad36d (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 舞賀家物語が読んでみたいと思いました!! (2014年12月24日 18時) (レス) id: 586a521adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大空と星空 | 作成日時：2014年8月22日 16時
