86.発覚した事実 ページ36
博「・・・・・・お前たち・・・。」
「！」
恨めしそうにこちらを睨んでくるおじさま・・・。
智「あ、忘れてた。」
ふにゃって笑って、あんまり深刻そうに思ってなさそうな智くん・・。
博「どいつもこいつも・・・私たちの邪魔を・・・。この財閥の財産、それは全て私たちのためにあるのだ！関係のないお前たちなどに・・・・！！」
潤「はっ、金欲しさに人殺しかよ。とことん腐ってんな。」
正「おだまり！！さぁ、その小娘をこちらに渡しなさい！！あなたたちが死にたくなければ、こちらに従うのが身のためですわよ！！」
翔「申し訳ありませんが、丁重にお断りさせていただきます。」
ニッコリとおばさまに笑顔を向ける翔くん。
5人の後ろに私を隠してくれる。
「おじさま、おばさま、もうやめて！」
博「黙れ！！この財閥の財産は私たちの・・・・「博史！！」・・・！！」
警「確保！！」
警備員が男を押さえつける。
男「は、離せ！！」
「あ・・・」
おじさまたちの後ろ、執事に支えられながら歩いてくる老人・・・。
和「あ・・・」
「おじいさま・・・！」
私の祖父であり、城ケ崎財閥の創設者・・・城ケ崎総一郎の姿がそこにあった。
博「親父・・・！！何の用だ！」
総「この大馬鹿者どもが！お前のようなものに、この財閥はやらん！！もちろん、この城ケ崎の財産もびた一文やるつもりはないわ！！」
博「！！」
きっぱりそう言い切ったおじい様。
おじさまもおばさまも何とも言えない表情をおじいさまに向ける。
総「昔から、お前は自分の欲望のままに行動してきた。トップに立つ者はそのような自分勝手な気持ちでは勤まらん。」
博「だからと言って、なぜAなんだ！兄貴が死に、次の後継者が女でいいはずがない！！」
総「・・・私が知らぬと思っているのか？」
博「！」
おじいさまの目が一瞬にして鋭く光る。
・・・・こんなに怒っているおじい様・・・見たことない・・・。
それに話が読めない・・・。
何のこと・・・・？
総「Aの父、大志は数か月前事故で死んだ。その事故を引き起こしたのは・・・・・・・・・・・博史、お前だろう。」
「！！」
博「！！」
え・・・・？
ウソ・・・・・・。
「おじさまが・・・・？」
お父様を・・・・殺した・・・・・？
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なつみ(プロフ) - 私、この話をはじめて読んだときから今まで、ずっと忘れられなかったんです！すごくこの話が大好きです！私の作品も大空と星空さんとは比べ物にならないくらい下手ですが、読んでみてください！ (2015年1月23日 20時) (
レス) id: 066e4289d9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉love(プロフ) - はつこめです！感動しました(Ｔ＿Ｔ) できれば続編が見たいです！ (2014年12月30日 22時) (レス) id: 9c72a8bee6 (このIDを非表示/違反報告)
翔花 - 舞賀家の話しを読みたいですっ！よろしくお願いします！ (2014年12月30日 9時) (レス) id: ad1d79a261 (このIDを非表示/違反報告)
小桜セイラ(プロフ) - �△痢悗�れいな桜の木の下で』が気になります☆彡『きれいな桜の木の下で』に一票お願いします！ (2014年12月25日 20時) (レス) id: eeb5fad36d (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 舞賀家物語が読んでみたいと思いました!! (2014年12月24日 18時) (レス) id: 586a521adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大空と星空 | 作成日時：2014年8月22日 16時
