84.和くんの大切な人 ページ34
正「そんな小娘のために、この財閥に乗り込んでくるなんて・・・。あなた自分のしていることがわかってますの？知り合いに頼めば、あることないことニュースにも新聞記事に載せることだってできますのよ？」
「！！」
そんなことしたら・・・。
正「そんなことになったら、あなたの芸能人としての人生は地に落ちますわね。」
おかしそうに笑うおばさま。
そんなことになったら・・・和くんは・・・・。
私のせいで・・・。
私が・・・・和くんに関わったせいで・・・。
和「・・・・・アホらし。」
「え・・・・？」
博「ん？」
正「はい？」
和「聞こえませんでした？アホらしいって言ったんですよ。」
大げさに大きなため息をついて、やれやれと手を上にあげる和くん。
和「あのね、人を殺そうとしてるあんたらに言われる筋合いはそもそもないんですよ。その拳銃は何？Aと俺を殺そうとしてる気満々じゃん。それに、ここに来たのは、自分の芸能人生と同じくらい、いや、それ以上に大切な人を・・・・・助けたかったから来たんです。」
「！」
そう言ってギュッと抱きしめてくれる。
和「好きな人を守りに来たんですよ。」
「え・・・」
好きな人・・・・？
和くんの好きな人って・・・・・。
博「その小娘になんの価値がある。お前の行動は、お前の仕事仲間たちにも悪影響を及ぼすのだぞ？」
和「人を殺そうとしているあんたらより何千、いや、何億倍も価値はあります。俺にはAが必要ですから。・・・・それに、ここに来たの、まさか俺だけだとは思ってませんよね？」
博「何？」
和くんがニヤッと不敵な笑みを浮かべると同時に・・・
雅「そーい！！」
男「っ！！」
男の拳銃を持っている手に当たる・・・・・あれは携帯電話？
和「ほらね。」
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なつみ(プロフ) - 私、この話をはじめて読んだときから今まで、ずっと忘れられなかったんです！すごくこの話が大好きです！私の作品も大空と星空さんとは比べ物にならないくらい下手ですが、読んでみてください！ (2015年1月23日 20時) (
レス) id: 066e4289d9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉love(プロフ) - はつこめです！感動しました(Ｔ＿Ｔ) できれば続編が見たいです！ (2014年12月30日 22時) (レス) id: 9c72a8bee6 (このIDを非表示/違反報告)
翔花 - 舞賀家の話しを読みたいですっ！よろしくお願いします！ (2014年12月30日 9時) (レス) id: ad1d79a261 (このIDを非表示/違反報告)
小桜セイラ(プロフ) - �△痢悗�れいな桜の木の下で』が気になります☆彡『きれいな桜の木の下で』に一票お願いします！ (2014年12月25日 20時) (レス) id: eeb5fad36d (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 舞賀家物語が読んでみたいと思いました!! (2014年12月24日 18時) (レス) id: 586a521adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大空と星空 | 作成日時：2014年8月22日 16時
