61.いや ページ11
翔「どうしたの？一人でブツブツ言って。」
「え、こ、声に出てました？！」
翔「うん(笑)まぁ、何言ってるかが聞こえなかったけど(笑)」
よ、よかったぁ・・・。
翔「あ、でも変態がどうのこうのは聞こえてたよ。」
え！！！
い、一番聞いてほしくないところなのに・・・！
うそ・・・。
翔「それで？何が変態なの？(笑)」
笑いながら私の隣に腰を下ろす翔くん。
「・・・・・・・・・私・・・変なんです・・・。」
翔「Aが？なんで？」
私は翔くんになんで私がこんな風に思っているのか全部話した。
私の話を翔くんは真剣に、でもどこか複雑そうな顔をして聞いてくれていた。
あれ・・・？
なんで・・・。
翔「・・・つまり、Aはどうしてニノを見るとドキドキするのかを知りたいんだね？」
「はい・・・。」
翔「そっか・・・。」
そうつぶやくと、翔くんは少し考える素振りを見せてから、私の目をじっと見た。
「翔・・・くん・・・？」
翔「教えてあげるよ。その気持ちが何なのか。」
「え・・・・？っ！！」
唇に感じる柔らかい感触・・・。
私・・・翔くんに・・・・・・・・・・・キスされてる・・・？
「んんっ・・・！」
胸板を押してみるけど、全然動く気配はない。
それどころか頭の後ろを押さえられて離れることはできなかった。
「しょ・・・く・・・っ！」
翔「・・・・」
何度も唇を重ねてくる翔くん・・・。
なんでだろう・・・。
前に和くんとキスした時とは違う・・・。
あの時は怖かったけど・・・でも気持ちよくて・・・・すごくドキドキした。
でも今は・・・。
「やっ・・・！」
なんでだろう・・・・。
翔くんとキスするのは・・・・・・・いや・・・・・。
頭に浮かんでくるのは・・・心の中で名前を呼び続けてるのは・・・・・・。
「和・・・・く・・・・ん・・・・・・っ。」
和くん・・・。
和くんなの・・・。
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なつみ(プロフ) - 私、この話をはじめて読んだときから今まで、ずっと忘れられなかったんです！すごくこの話が大好きです！私の作品も大空と星空さんとは比べ物にならないくらい下手ですが、読んでみてください！ (2015年1月23日 20時) (
レス) id: 066e4289d9 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉love(プロフ) - はつこめです！感動しました(Ｔ＿Ｔ) できれば続編が見たいです！ (2014年12月30日 22時) (レス) id: 9c72a8bee6 (このIDを非表示/違反報告)
翔花 - 舞賀家の話しを読みたいですっ！よろしくお願いします！ (2014年12月30日 9時) (レス) id: ad1d79a261 (このIDを非表示/違反報告)
小桜セイラ(プロフ) - �△痢悗�れいな桜の木の下で』が気になります☆彡『きれいな桜の木の下で』に一票お願いします！ (2014年12月25日 20時) (レス) id: eeb5fad36d (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 舞賀家物語が読んでみたいと思いました!! (2014年12月24日 18時) (レス) id: 586a521adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大空と星空 | 作成日時：2014年8月22日 16時
