10（やまとside） ページ10
『ぼん、ラーメン食いに行かね？』と声をかけた
ぼん「お、行こう！」
いつものラーメン屋に行くと見覚えのある顔
やまと「あれ？」
「ぁ…」
振り向いた顔はやっぱり篠原さんのものだった
やまと「篠原さんもここ来るんですか？」
そう言って篠原さんの隣の席に座った
「ぁ…ぃぇ…」
やまと「…？」
「この前の動画見て、美味しそうだなって思って…」
やまと「…あぁ、見てみて下さいくださいって言った日か」
「はい」
やまと「注文した？」
「いえ、迷っちゃって…」
やまと「おすすめ、油そば」
そう言ってメニューを指さした
「じゃあ、油そばで」
店員「はい」
やまと「俺も」
ボン「俺も」
店員「はい」
やまと「ぼんはまだ行ってないか、カキモトのネイリストの篠原さん」
「篠原です」
やまと「コムドットのマネージャーのぼん」
ぼん「ぼんです、よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
しばらくすると『お待たせしました』と油そばが置かれた
『ありがとうございます』と受け取って箸を手にした
「いただきます」
ちゃんと店員さんにお礼を言って、手を合わせて『いただきます』と言う
当たり前のことなんだろうけど、ちゃんとしてて偉いなと思った
一口食べると幸せそうに微笑んで『うんうん』と頷いてる
食べ終わったときもちゃんと手を合わせて『ご馳走様でした』と言った
「すみません、お会計…」
やまと「あ、一緒でお願いします」
「ぇ？」
3人分払って外に出ようとする後ろで、
「ぇ、ちょっ…あ、ご馳走様でした、美味しかったです」
店員さんにちゃんとお礼を言ってるのが聞こえた
「あのっ…」
やまと「ん？」
「お金…」
やまと「いいよ」
「でも…」
やまと「俺、知り合いには奢るタイプだから、俺と知り合いで良かったね」
そう言うと『じゃあ』と足を進めると
「あのっ…」
とまだ追いかけてくる
いい加減しつこくないか…？
そう思っていたのに、
「ご馳走様でした」
そう笑顔でお礼を言うから、少し心臓が高鳴った
やまと「…うん、じゃあね」
そう言って手を振って篠原さんと別れた
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明希(プロフ) - そらくん。さん» 自己満足の小説にそんなこと言っていただけるなんて……ありがとうございます！ (2023年4月6日 22時) (
レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
そらくん。 - えっと、主さんの作品全部大好きです！泣けちゃいます（涙）これからも頑張ってください！ (2023年4月6日 16時) (レス) id: 3e0971e2b6 (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - 。さん» ありがとうございます！自分で書いてて、この話のゆうまくんは私も大好きです (2022年9月4日 23時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
。 - やばいめっちゃ泣いた…あっちゃんすきぃ、、、ゆまがイケメンすぎてつらい、、、、 (2022年9月4日 22時) (レス) @page37 id: 5310fc155c (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - yuunaaaaa1204さん» 自分で書いてて『ゆうまくん良い人だなぁ…』って思ってましたww (2022年6月8日 19時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明希
| 作成日時：2021年11月30日 17時
