隣の幼馴染くん (ページ21)

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20（ひゅうがside）ページ21

やまと「ひゅうが〜」

ある日の登校途中、Aと歩いてるとやまとが背中へと飛び乗ってきた

ひゅうが「お前、重い」

やまと「お前、彼女と別れたってマジ？」

「え？そうなの？」

ひゅうが「…」

やまと「マジなんだ…」

「可愛い子だったのに…」

ひゅうが「ほっとけ」

やまとのことを背中から下ろして先を歩き始めた

彼女のプライド

それは、俺から振ったのではなく、彼女が俺を振ったことにすること

振られたなんて、恥ずかしくて言えないからな…

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「ひゅうが！」

ひゅうが「…？」

気持ちを落ち着かせる時に来る場所にいると、Aが走ってきた

「ひゅうママ、心配してたよ」

ひゅうが「うん」

「別れたの、落ち込んでるの？」

ひゅうが「……別に」

「また、いい子見つかるって」

ひゅうが「……うん」

俺は、お前が良いんだけどな…

なんて、絶対言えないけど…