帰国（ひゅうがside） ページ39
やまと「かずえい！」
かずえいが帰ってくる日、みんなで空港に迎えに行った
かずえいが1人1人に『ただいま』とハグをしていく中、俺はかずえいの横を通り過ぎて小さな体を抱きしめた
ひゅうが「…」
後ろから『俺の方が長らく会ってないんだけど』とかずえいの声が聞こえるけど、そんなのどうでも良いくらい、早く抱きしめたかった
『ひゅうちん…』と俺の好きな声が小さく聞こえる
ひゅうが「おかえり」
「…ただいま…」
とりあえず、動画を撮り終えて、事務所に帰った
やまと「ひゅうが」
ひゅうが「ん？」
やまと「今日はもういいよ」
ひゅうが「…」
やまとにしては珍しく気が利くな
ひゅうが「ありがとう」
部屋の隅にいるAの元に行った
ひゅうが「A、帰ろう」
「…うん」
車に乗ってシートにもたれ掛かる
何から話したら良いんだろう…
ひゅうが「あのさ…」
「ごめんなさい」
ひゅうが「…」
「コムドットは日本を獲るYouTuberだから、私なんていない方がいいなんて、ただ自分が傷つくのが嫌で逃げてた」
ひゅうが「…」
「ひゅうちんの気持ちも、みんなの気持ちもなにも考えてなかった」
ひゅうが「…」
「5年前もそう、私は何も変わってない、自分のことしか考えてない、自分のことしか守ってない」
ひゅうが「じゃあさ」
「…」
ひゅうが「今度から俺らのこと守ってよ」
「…」
ひゅうが「俺がAのこと守るから、代わりに俺らのこと守って」
「…」
ひゅうが「ていうか、なんもしなくて良いわ」
Aの手を握った
ひゅうが「ただ、そばにいてくれればそれで良い」
「…」
ひゅうが「Aがそばにいてくれれば、それだけで俺も、俺らも、最強だから」
「…」
ポケットから小さな箱を取り出して、その中身をAの左手の薬指にはめる
ひゅうが「もうどっかに行かれるのは、耐えられないからさ、」
「…」
ひゅうが「ずっとそばにいて、」
「…」
ひゅうが「俺の隣で、ずっと笑ってて」
「…」
ひゅうが「結婚しよう？」
「…」
Aの目から涙が溢れる
「私で…いいの？」
ひゅうが「Aが、良いんだよ」
Aが腕を伸ばして俺の首に抱きついた
「ひゅうが、大好き」
ひゅうが「うん、俺も、大好きだよ」
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明希(プロフ) - ???さん» 考えてみますが、お待たせしてしまうかもしれません🙇♂️ (8月17日 9時) (
レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - またひゅうがくんメインの小説お願いします (8月15日 6時) (レス) @page42 id: 860ce47928 (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - ななさん» 考えてみます…！ (2022年6月27日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - また、ひゅうがくんメインのお話書いて欲しいです (2022年6月27日 13時) (レス) @page43 id: 765348961f (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - 天海さん。さん» 見ていただいてありがとうございました！ (2021年11月21日 22時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明希
| 作成日時：2021年6月17日 21時
