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(Day.11)
やまと『どうした？』
「ちょっと、会いたいんだけど」
昨日聞いたやまとの連絡先に電話した
やまと『分かった、事務所まで来て、時間作るから』
やまとから言われた通り、事務所に行くと、今度はぼんさんがちゃんと入れてくれた
「ありがとうございます」
ぼん「いえ」
リビングに通されると5人揃っていた
やまと「どうした？」
「昨日のことで、話したいことあって」
やまと「もっと悩んでくれても良かったんだけど…。で？答えは？」
「……断る」
あむぎり「…」
やまと「なんで？」
「……逃げたく、ないから」
ひゅうが「…」
「今逃げたら、負けでしょ。私何も間違ってないもん」
ゆうま「…」
「逃げたら、負けを認めるってことだから。だから、逃げない」
やまと「そっか」
「それで、さ…」
やまと「…？」
「世話したお礼、してくれるんでしょ？」
ひゅうが「うん」
「それって…5人で1つ？」
やまと「……Aって、意外と欲張り？」
やまとはそう言ってふっと笑った
やまと「良いよ、1人1個で」
「……1週間に1回、会ってほしい」
ゆうま「…」
「1週間に1回、ご飯を一緒に食べてほしい」
ゆうた「…」
「愚痴を聞いてほしい」
ひゅうが「…」
「癒しになってほしい」
あむぎり「…」
「友達に…なってほしい」
やまと「…」
5人とも、ポカンとして黙り込んでしまった
「ぁの…嫌だったら、別で考えるし…」
ひゅうが「いや、1人1個でそのお願いだったら、友達になんの1人だけなんだけど」
「ぁ…」
やまと「じゃあ、俺友達枠」
ひゅうが「は？ダメに決まってんだろ」
あむぎり「俺は癒し枠でいいよ」
ゆうた「てか、5人で1つのお願いでいいだろ、その友達だけで」
ゆうま「まぁ、会ったりご飯食べたり愚痴聞いたりはその友達に含めていいんじゃないですか？」
やまと「じゃあ、Aへのお礼は友達になるってことで」
ひゅうが「お礼になってんのか分かんねーけどな」
「ありがとう」
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明希(プロフ) - 三做村匡さん» わぁーぉ…ありがとうございます！そんなこと言っていただき、めちゃくちゃ嬉しいです！ (2022年12月11日 10時) (
レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
三做村匡(プロフ) - この気持ちを言語化できないぐらいに大好きです (2022年12月11日 2時) (レス) @page37 id: 20406f05c4 (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - かびこんさん» コメントありがとうございます🙇♂️考えてみます…😖 (2022年7月15日 18時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
かびこん(プロフ) - 出来れば猫耳＆尻尾がはえたコムドットメンバーのお話とか見たいです。 (2022年7月15日 13時) (レス) id: 46f1e46370 (このIDを非表示/違反報告)
明希(プロフ) - あおさん» 短編集の方に、チビちゃんが風邪をひいた話を書いてみたので、よろしければご覧ください…。 (2022年7月10日 18時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明希
| 作成日時：2022年5月29日 22時
