溺愛される小ウサギ

コラボ ページ10

「はぁ…」



すごい緊張する…

待ち合わせ場所についてやま達を待つ



インスタライブ終了後すぐにやまからDMが来た

YouTubeに出れるかどうか

美憂から逃げんなって言われたから前に進まなきゃと思ってOKを出した



目を瞑ってふぅと息を吐くと『A』と声が聞こえた

目を開けるとやまとボンちゃんが立ってる




やまと「ごめん、お待たせ」

「んーん、大丈夫」

ボン「車だから乗って？」

「うん、ありがと」




2人とも普通だ…

責めたり、しないのかな…



ボンちゃんの運転で後部座席にやまと2人で座る




ボン「最近忙しいんじゃないの？」

「いや、みんなに比べたら全然だよ」

やまと「動画見てくれてるって言ってたけど」

「うん」

やまと「本当？」

「…本当だよ」

ボン「…」

やまと「そっか、ありがとう」




そう笑って言うから、また胸が苦しくなった



やまの家に着いて中に入るとみんなが出迎えてくれた




ひゅうが「久しぶり」

「久しぶり」

あむぎり「Aちゃん、久しぶり」

「あっちゃん、相変わらずマイナスイオン出てるね」

ゆうま「A」

「ゆーま、久しぶり」

ゆうた「お前さ」

「なに？」




何言われるんだろうとビクビクしたら頭にポンっと手が置かれた




ゆうた「身長縮んでない？」

「…は？」




ジトっとゆたを睨む




「伸びたし」

ゆうた「嘘つけ」

「伸びたもん、5mm」

ゆうた「変わんねーだろ」

「もー、やまー」

やまと「はいはい、終わり、いじめないの」




ゆたとの間に入ってくれた




ゆうた「お前がそんなんだからやまとが溺愛すんだろ」

やまと「溺愛して何が悪い」

ゆうた「A離れしろ」

やまと「いーや、しない」

ひゅうが「一生これはキモいな」

「キモい」

やまと「Aは言わないでよ」

「いや、言うでしょ」

やまと「ねーえー、Aー」

「うざいうざい」




泣きそうになりながら私に引っ付いてこようとする

本当に中学時代に戻ったみたいだ

2→←5（ボンside）

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