コムドットなワタシ3

バカにすんな ページ20

" あの公園 "






突然きたゆたからのライン





これだけでどこの公園かなんてすぐに分かる





昔から暇さえあれば集まっていた近所の公園





めいちゃんも一緒に来るのかなとか、付き合うことになったのかなとか、いろんな想像をしながら公園へ向かう





公園へ着いたけどまだゆたは来てなさそう





いつものように倉庫の中にあるバスケットボールを取ろうとドアに手をかけたとき私を呼ぶ声がした






『あ！ゆた〜！どうしたの急に、めいちゃんは？』






私の問いかけには何も答えず、怖い顔をしてスタスタとこっちへ歩いてくる






『なんか怒って…』





ドンッ





『痛っ…！』






突然倉庫に壁ドンする形で押さえつけられる






ゆうた「めいちゃんめいちゃんうるさいんだけど」





『なに？！どうしちゃったの、ゆうた』






いつもの優しく穏やかなゆうたとは程遠い、怖い目をして私を睨みつける






ゆうた「それわざとやってんの？」





『わざとって何？今日帰った事？私はゆうたの為に…！』

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