【名探偵コナン】拗らせた名探偵 3 (ページ2)

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正しい選択ってなに？ページ2

C side

A達が出て行って数秒、足音が聞こえなくなると同時に服部に声をかけた。

「んで？

本当はなにしに来たんだよ」

「なんや折角見舞いきたったっちゅーにつれないなー」

意地でもしらばっくれるコイツに痺れを切らして布団に入った

「だーかーらー、わざとユリなんか持ってきて買い直しに行かせて人払いさせた理由を聞いてんだよ！」

「あ、やっぱりバレとったか
実は昨日、阿笠っちゅージイさんから電話があってなー…」

「え？」

「お前の相談に乗ったってくれっちゅうんや」

「相談？」

「なんや工藤知らんけど…お前…

あのAとか言う姉ちゃんに正体バレかけてるそうやないか！！」

妙に嬉しそうだなこのヤロー

しかも、

「バレかけてんじゃねー。バレてんだよ…」

「え、まさかお前から話したんか？」

「バーロー。んなことするかよ」

服部から背を向けて話を聞く

「そやったらお前んとこのジイさんの思い過ごしかもしれへんぞ！バレるバレると怖がってるからそう思うてまうんや！」

「いや…昔のアルバム見て、俺のスマホ鳴らして…確信してるみてェだし。俺が分身でもしねー限り誤魔化すのは無理って感じだぜ

でもわかんねーんだ。確信してんならなんでそれを俺に言わねーのか…」

「相変わらず、人の心は読めても自分のことになるとさっぱりやな…」

おめーに言われたかねェな

「あの姉ちゃんが気ィついてんのやったら、ゆわへん理由は一個だけ…

待ってるんや。
お前の口から直接、話聞かせてもらうんをな！」

…アイツに限って、それは

「こうなったら腹括ってそのなんとかっちゅう組織のことやお前の体を小さした薬のことを全部話してもうた方がええんとちゃうか？」

「バーロ…アイツは真っ直ぐなんだ。オレが話したら1人突っ走って、大丈夫だって笑って危険な目に合わせちまう…こんなこと言えるはずがねェ

かと言って、悲しそうに俺を見てるAを欺き通す自信もない。

元の体に戻って、安心させてやりてェんだ
でもその方法は今はねェから全てを話して楽にしてやりてェ…」

「……」

なにも言わねェ服部に言葉を続ける

「なぁ、服部…オメーならどっちだ？

…どっちが正解だと思う？」

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