【名探偵コナン】拗らせた名探偵 2 (ページ18)

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レディ・スカイ　2 ページ18

Y side

上からはどんな景色なんだろうと、輪を外れて窓辺に立ったが風船部分が邪魔して遠い空しか見えなかった。私も宝石を見ようとみんながいる方に戻るとコナンくんが待ってたかのように「おかえりなさい」と言ってくれた

でもどうやらもう、見物は終わりみたいでみんなゾロゾロとエレベーターの方へ行ってしまう。

「あっ、ちょっとだけでも見てきたら？」

「ううん、後で大丈夫！」

コナンくんの目線に合わせて少し話してると向こうから園子の呼ぶ声が聞こえた。今行くと返事をして立ち上がると、後ろからドンッと衝撃を与えられ、よろける。

「わっ…、と」

間一髪で腕を引っ張られて助けてもらえた。お礼を言おうと振り向き、顔を見たら藤岡さんだった。

「わりーな嬢ちゃん。ぶつかっちまってよ」

「あ、大丈夫です…、」

さっきの一件があってからどうにもこの人のことはいけ好かない。ニヤニヤしながら離れていく藤岡さんを怖い顔してるよとコナンくんに注意されてから睨んでいたと気づいた

「あの人、A姉ちゃんが可愛いからわざとぶつかったんだよ！だってこんな広いのになんでわざわざここ通るの？！」

「……コナンくん？」

熱の入ったコナンくんにびっくりして思わず笑ってしまう。何故か顔も少し赤い。…まさか。

「コナンくんみた？」

「み、みてないみてない！！なにも見てないよ！黒いの見てない！」

「正直か」

脚を少し開いた隙に見たのか。え、小1下着に興味持つなよ。君の身長なら見えそうだけどもさ。

なにも言えなくなったコナンくんの手を引いて、スカイデッキを後にした。

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「あっはははは、なにガキンチョにパンツ見られたの？」

「そんなはっきり言わないで結構恥ずかしいんだから」

「コナンくんなんだからそんな気にしないでいいわよ」

「そうよ！それより、絆創膏気に入ってくれた？」

トイレに行こうというので付いて行くと話題は、さっきのコナンくんから一変、朝渡された絆創膏に話になった。

「絆創膏？…あ、乗る時怪我した人に渡したから役に立ったよ！」

「えっ気付いてないの？」

「…なにしたの」

アホヅラする園子に呆れ顔の蘭。サイドポーチから渡された絆創膏を見て吃驚した。

新一♡LOVE

「何書いてんの？！」

「何って事実？」

「あのお兄さんも気付かないって！見えにくい腕だったし？」

「蘭まで？！」

気付かれたらイタイ女だって思われそう…