検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:18,664 hit

36話 ページ36

宮舘side




岩本「ふっかたち遅いな…寄り道してんのか」



ふっかと阿部がコンビニに向かってから数十分
なかなか2人が帰って来ず、酔いも冷めてきた

A「遅いですよね、私そろそろお暇しないと…」

目黒「夜遅いし、俺も運転できないから泊まっていってもいいよ?」

A「さすがにそれは悪いよ…まだ電車もあるから大丈夫」



それならとめめがタクシー代を渡そうと財布に手を伸ばすが、Aちゃんはそれすらも制止する

そんなところを見ていると礼儀正しい子なんだなあと改めて思う



深澤「ただいまぁ〜遅くなっちったよ。みんなまだ生きてる?」

丁度いいタイミングでふっかが声をあげながらドアを開ける
コンビニに行く前に事前にめめから伝えられた暗証番号と鍵で、まるで自分の家かのように帰ってきた


佐久間「遅いよ〜、Aちゃんもう帰っちゃうってよ?」

深澤「えっ、そうなの?送ってあげたいけど飲酒運転だあ〜。あっ、阿部もう限界近いから照任せた」

岩本「了解」



ふっかの肩にもたれかかるようにして帰ってきた阿部を照が代わりに担ぎ、カーペットの端に転がせる


ラウ「えっ、それで大丈夫?」

渡辺「そいつの最終形態それだからいいんだよ」


ふにゃふにゃと声を出しながら転がる阿部に、Aちゃんも笑い出す

A「この間もそんな感じでしたね、じゃあ阿部ちゃんによろしくお願いします。今日はありがとうございました」


いつの間にかコートを羽織り、律儀にみんなにぺこぺことお辞儀をしていく

宮舘「Aちゃん」


最後に言わなくちゃ





今日、まだ言っていなかったことを思い出し、背を向けめめと玄関に向かうAちゃんを呼び止めた



宮舘「今日、本当に楽しかった。最初君を疑ってしまっていたこと、改めて謝りたい。本当にごめん」


みんながぽかんとこちらを見る中、頭を下げる
きっと俺が阿部にキツく言ったこともAちゃんには伝わってるはずだ


こんなにいい子を疑ってしまったことを、理解しようとしなかったことを心から悔やんだ


A「…何を疑っていたのかは私は何も分からないですけど、私も舘さんと話せて楽しかったです」


宮舘「…ありがとう」




本当に優しい子だ
だから、みんな好きになるんだろうな



そうしてAちゃんは再度礼をして、帰っていった


渡辺「やるじゃん」


リビングに戻る途中、翔太にポンと肩を叩かれる

やっぱり翔太にはお見通しだ

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←35話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
設定タグ:snowman , 阿部亮平 , ラウール   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぼくはほくと!名前はほくと! | 作成日時:2022年9月22日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。