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あれからくるまさんとの接し方がわからなくなってしまった。
くるまさんを目の前にするとどこを見たらいいか、どう話せばいいか、わからない。
そして、9番街さんやヤスさんともうまく接することができなくなってしまった。
そんな日が続いて、もう3月も終わりかけていた。
京極「…A」
『…はい』
京極「卒業式、明日やんな」
『…はい』
京極「仁木さん行くん？」
『多分、来ます』
京極「そっか…ええ日になると、ええな」
『…はい』
あまりにもぎこちない会話だけど、なぜかちょっとだけ嬉しかった。
―――
今日、私は中学校を卒業した。
あまり思い出とかはなかったので、式が終わると早々に帰路に着いた。
仁木「A、立派になったな」
『どうしたの急に笑』
仁木「いや、あんなにちっちゃかったAがもう中学卒業って考えるとなっ…」
『え、泣いてる？』
仁木「……っ、泣いて、ない……っ！」
『いや、、泣いてるじゃん笑』
仁木「Aが、ここまでっ…成長してるのが…ぅ…嬉しくってなぁ…」
『ふふっ…恭平くん』
仁木「なに？」
『今まで本当にありがとう。そして、これからもよろしくお願いします』
仁木「もう…そういうことっ…言うなよな！」
恭平くんには本当に感謝しかないけど、ここまで泣くとは笑
？「お、卒業式終わった？」
『京極さん…』
京極「えっ笑、仁木さん泣いとるやんw」
仁木「泣いてねーよ！」
京極「はいはい笑」
仁木「俺これから打ち合わせなんだよ…」
京極「何時までですか？」
仁木「夕方までには終わるかな」
京極「その間、A借りますね」
『へ？』
京極「神保町行くで」
『今日出番ないですよ？』
京極「ええから、な？」
仁木「そっか、んじゃまたあとで〜」
早々に恭平くんは去っていった
京極「ほな行こか」
『あ、はい…』
劇場までの間、やっぱりうまく喋れず沈黙が続いた
京極「…A」
『はい』
京極「この間はごめんな」
『えっ…京極さんは悪くないです。あんな態度とってすみませんでした』
京極「無理もないわ、あんなきつく言われたら」
『いえ…』
京極「でもな、Aにはわかってほしい。
人間、生きてたら誰かと出会って別れるのが当たり前や。
確かに寂しいかもしれんけど、自分も相手もお互いに成長してよりよくなるためには必要なことやねん」
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東雲 櫂(しののめ かい)(プロフ) - 氷柱さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！これからもよろしくお願いします🙇 (1月24日 16時) (
レス) id: 20abf674cf (このIDを非表示/違反報告)
氷柱(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。夢主が可愛過ぎるのと、色んな方々の絡みが面白くて、ほっこり要素もあって好きです。これからも楽しく読ませていただきます！ (1月24日 14時) (レス) id: 063141ba5c (このIDを非表示/違反報告)
東雲 櫂(しののめ かい)(プロフ) - リーマニさん» ありがとうございます！再現するために頑張ったら更新停止してました😅 (12月9日 19時) (レス) id: 20abf674cf (このIDを非表示/違反報告)
リーマニ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです...！Wikipediaの再現すごいですね！？応援してます！！ (12月9日 0時) (レス) @page16 id: 4f1bfd18a5 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 櫂(しののめ かい)(プロフ) - 眠莉さん» 読んでいただき、ありがとうございます！超🐢更新ですがこれからもよろしくお願いします🙇 (11月2日 7時) (レス) id: 6b28a2102b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 櫂(しののめ かい) | 作成日時：2023年10月18日 17時
