合宿2日目2-食堂にて ページ30
最早恒例の自己紹介をすると、鳳くんは暫く頭上に?を浮かべた後、あぁ!という風に手を打った。どうやら思い当たる節があったようだ。
「...貴女があの!!跡部さんに聞いてます。僕は鳳長太郎です、って名前知ってますよね...」
『あ、いえ、皆さんの顔と苗字を覚えるのに精一杯で...正直なところ名前はあまり、はは...』
「そうなんですか、じゃあこの機会に覚えて貰えると嬉しいです!」
そう言ってにこりと笑った鳳くんまじいい子。聞けば2年だそうで...いいなぁこんな後輩。うちの書記なんかくそ生意気でしょうがないもん。私に平気で「陰野先輩これお願いしまーす」等とほざき(絶対敬語使う気無い)本来書記がやる筈の書類(しかも凄く面倒な物を選りすぐってくる)を押し付けるアイツに比べれば鳳くんは最早天使だよ天使。
何だか撫でたくなったので腕を伸ばして鳳くんの頭をぽんぽんしてみた。鳳くんは不思議そうだった。
さて、私達が楽しく会話している間に大分人が集まったようで、さっき撃退した忍足くんがいつの間にか私の正面に座っていた。忍足くんは何やら言いたげな目で(言っちゃ悪いが何だか気持ち悪い)、そして何故か楽しそうに此方を見ているがそれをスルーして一際豪華な椅子が配置されている方に目を向けると、...あっいたいた、泣きボクロの王子様が長い脚を組んで座っていた。樺地くんもうすっかり付き人だよ。一応鳳くんと向日くんに一言言って、泣きボクロの王子様の元へ向かった。私が声を掛けると彼は此方に向き直る。
「どうしたA、」
『(名前呼び...)...あの、少しお話があるのですが』
「何だ、言ってみろ」
何を言われると思っているのか自信満々に顎でくいっと私を促す景吾くんには悪いが、彼にはルナの餌やトイレを用意して欲しいのである。だって部屋に帰ってから気付いたし、一応昨日は外でトイレして貰ったけど無きゃ辛いもの。てかよく考えたら此処食事の場だからこんな話出来ないな、と思い言葉を濁す。
『あーっと...、やっぱり此処では話し辛いので場所を替えて貰えますか』
「ほう、此処じゃ出来ねぇ話か...!」
景吾くんはそう言い顎に手を宛てた。様になってるなぁと思っていると不意に肩を掴まれ吃驚して振り向く。そこには手塚くんが立っていた。何故居るんだし。
『...あー手塚くん?何か用なの?』
「跡部に何を言う気だ」
『は?いや、此処では言えないよー』
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黒バス毎週楽しみです
BS11で見てるけどEDの黒子っちまじ天使(勉強しろ)
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幸村周助 - 記憶喪失 (2018年8月21日 12時) (
レス) id: aab9822ed6 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - ぽよ*さん» ありがとうございます！紹介させていただきます^ ^ (2015年10月8日 22時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよ*(プロフ) - Sayuraさん» コメントありがとうございます！！紹介！？全然構いませんよ！！むしろ紹介してどんどん広めてやってください(土下座)…あ、把握していただいているかも知れませんが、続編は書いているので良かったらどうぞ！ (2015年10月8日 19時) (レス) id: b876b60e24 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - 初めまして、Sayuraと言います。とても面白いと思ったのでこの作品を私の作品で紹介したいのですが、いいでしょうか？嫌だったらすみません。続編の更新楽しみにしてます^ ^ (2015年10月8日 16時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
真ちゃんなう！(プロフ) - ぽよ*さん» そうでしたか...教えて頂きありがとうございます (2015年6月4日 20時) (レス) id: 883ad8778b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよ* | 作成日時：2014年11月18日 0時
