Revolution of Nothing

幕間　侵略者達の城 ページ9

「社長、革命カードの使い手を確認したでチュ」
　デュエマーランド、社長室。デュエマウスが社長に今日の事を報告していた。
「佐々木コジローが闇の革命カードを使っていたっチュ。これで光以外の使い手を確認したでチュ」
「残るは光とゼロ。デュエマウス、V中にはしっかり目を光らせておいてね」
「了解でチュ！あと、もう1つ革命カードの反応があったんでチュが……」
　デュエマがその時の画面を社長に見せる。
「存在している事は分かるんでチュ。でもどこにあるのかが全く分からないんでチュよ……こんな変な反応今までした事ないのに……」
「うーん、もしかしたら、この間のカードかもしれないね」
「ゼロ文明のレジェンドカードの、でチュか？」
「そう。デュエマウス、このカードの持ち主を突き止めるんだ」



「デュエルマ・スターカップの参加者数、恐ろしい位に増えてるっちゃ」
「そりゃそうだハカセ！星を集めればなんでも願いが叶うんだ。参加して損は無いって考えるはずだぜ」
　追加の参加者が表示されていくモニターの前でハカセとランボーが話している。そこから少し離れたところでバサラがそのモニターを見ていた。
「今のところ1位はデュエマ甲子園準優勝の佐々木コジロー。昼間のデュエマで稼げたのが大きいっちゃ」
　星の数によるランキングも表示される。その後ろ、追加の参加者のスペースに表示された名前にバサラが僅かに目を見開く。
「 」
「ん？何か言ったか？バサラ」
「……何でもねえ」
　バサラが部屋から出ていく。
(あいつ、この町に来てやがったか。
　まあいい。あいつの事だから面倒事には自分から首突っ込まねえだろ。そこまで馬鹿じゃねえはずだ)

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燃える革命 ドギラゴン

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