甘味処営業中です【鬼滅の刃】

炎天 弐 ページ18

＊


「うまい！」

『良かったです！』


相変わらずの大きな声でそう言ってくれる煉獄さんを見るといつも嬉しくなる
思わず頬を緩めていると、煉獄さんが
じっ、とこっちを見つめていることに気づいた


「Aは将来いい奥方になりそうだな！」

『え、本当ですか？』


おもむろに言われたその言葉は予想もしていないものだったが、煉獄さんに言われると素直に嬉しい



『煉獄さんもいい旦那さんになりそうですね』

「よもや！随分可愛いことを言ってくれるな！」

『可愛いことでした？今の』



もちろん、と言いながらまるで本当に愛しいものでも見るかのように私を見つめてくるものだから勘違いしそうになる

だが忘れてはならない…
この人は天然たらしだ！！！！！


『私を妹のように可愛がってくれるのは凄く嬉しいですけど、その言動は色んな人に勘違いされちゃいますよ〜』


笑いながらそういうと、彼は一瞬だけきょとんとした顔になってすぐに砂糖のように甘い笑顔に戻ると言った


「よもや！それは困るな！」


『ですよね〜』


「勘違いして欲しいのはAだけだ！」


『……？？？』


今煉獄さんは一体なんと言ったのか
「私に勘違いして欲しい」と言ったのか？
え、それじゃあ意味が……………



『…アッそうだ私打ち水してきますね！！！！』

「むっ！？さっきしていただろう？」



煉獄さんの制止の声も聞こえず、私は店の外に飛び出したのだった









「むう、逃げられてしまったな。
……林檎のように真っ赤な顔も可愛かったが」









＊

柱の！！！！
声優さんが！！！！
出ましたね！！！！
楽しみ！！！！！！！！！

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