甘味処営業中です【鬼滅の刃】

花街 弐 ページ14

＊


長くて綺麗な廊下を2人で歩く
私はさっき感動の再会を果たした彼女 (彼) に話し掛けた

『炭治……炭子ちゃん、どうしてここに？』

「Aさん…すみません、驚きましたよね」


ちょっとこっちに、と言われて空き部屋…いや衣装部屋かな？に2人で入る


絢爛豪華な衣装たちに囲まれながら事情を聞くと、(勿論誰かに聞かれてはいけないのでコソコソ話だ)
どうやらこの遊郭に鬼が潜んでいるかもしれないから潜入捜査をしているのだそうだ



女装もするんだね…最高


『その頭のリボン可愛いね、似合ってるよ』

「Aさん…俺は男です…」

『今は女の子でしょ？』




恥ずかしげに頬を染める彼を見るとどうしてもいじりたくなってしまう

ありがとうございます宇随さん…この恩は忘れません
「ド派手な恩返し期待してるぜ！」って言われそう


あまりにも可愛くてよしよし任務頑張ってて偉いね〜、と彼の頭を撫でると炭治郎くんは耳まで真っ赤にして耐えていた



『＿＿＿炭治郎くんはいくらで買えるのかな？』

「え、」



笑いながらちょっとばかり意地悪をしてみる
ごめんね、君が可愛くてつい意地悪してしまうんだよ…






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もうそろそろ夏休みが明けますね！
明けた後は更新が遅めになってしまうと思いますが、土日とかに更新していきますのでよろしくお願いします！

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