キ ミ を 知 り た い 。前編

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『 オンマーーー！ 』









母 「 うわびっくりした！ おかえり。




どうしたの？ 」









まあ、今や人気の彼らだけど








サインぐらいササッと書いてくれるでしょ？









『 ばんたんのサイン欲しいんだけど 』









母 「 え、あんた防弾少年団好きだったっけ？ 」









『 違うよ ソラがすきだからさあ(笑) 』









なんで私が彼らを…









母 「 じゃあ オンマがユミさんに聞いてみようか？」









『 まじ？！ お願い！ 』









ユミさんってのは オンマのオッパのお嫁さんで、









今の状態からすると ユミさんとジミンって人が






いとこ…ってことになる。









私は ユミさんのこと ユミオンニって言ってるんだけど







それは幼い頃の話で





もう最近はあまり会うこともなくなって









そんなユミオンニにこんなに厚かましいお願いをしてもいいのか






って思うけど、サインぐらい書きましょうよ









っていう彼らに対する興味と理解の無さで









こんな軽い頭しか働かなかった。









なのに。









『 メールしとこ。 』









≪ ソラ〜 オンマが聞いてくれるって〜 ≫









ソラ ＜ まじ？！ほんとに感謝しかないㅠㅠ＞











オンマに頼んだ ソラのサインで









こんなことになるなんて…。









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