キ ミ を 知 り た い 。前編

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電話を切ると、ユミオンニから



「 ごめんジョングクに連絡先教えちゃった( ; ; )



勝手に教えてごめんね！嫌だったら私に言ってね！」






ってメールが入ってた。








ユミオンニ。全然大丈夫。むしろ感謝！ジーザス！！









そして【 JK 】が電話番号から





カトクの友達追加してきてた。







JK「 "俺だから追加しといて" 」








『 俺って(笑)詐欺じゃないんだから(笑)』









まさか自分のカトクにジョングクがいるなんて




先週の私でさえ想像できない








− ピロン♩







JK 「 俺とのトーク、定期的に消して。




もし携帯でも落として勝手に流出されたらダルいし 」






そうだよね。


絶対携帯落とさないし、カトクもロックかけておこう。



ちゃんとしなくちゃ。







『 了解！ 他に気をつけたほうがいいことある？ 』









JK 「 既読無視すんなよ 」







なんだよ もっと他にあるでしょ(笑)







『 んー面白くなかったらしない 』









JK 「 だる 」








うん、もちろん既読無視だよね！








この前さんざんからかわれたんだから




少しは反撃しないと！！！フン！！！









そして私はソラに電話で事情を説明して






ジョングクが勧めてくれたスタッフの話をして、







ソラもやりたい(=ホソクに会いたい)ってことになった。









バイトも終わって夜になったけど




既読無視したから 当然ジョングクから返事は来てない。









仕事のこと伝えたいけど、既読無視で無駄に反撃したから







次のメッセージが 送 れ な い 。







あーもうバカなにやってんの私！







既読無視なんかしなきゃよかった。








あーもうバカバカバカ本当に駆け引きとか出来ない！！！






− プルルルル プルルルル






『 っえ？！！？ 』






持っていた携帯の画面に突然うつされた JK の文字









『 まってやばい落ち着け自分 』








私は深呼吸してから電話をとった。








『 … もしもしぃ…… 』








JK 「 後悔してたでしょ 」






『 え？ 』






JK 「 既読無視したこと 」









………バレてる。









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