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『 ちょっとソラほんとにやばいんだけど
むりなんだけど!あんたの気持ちがよく分かったわ! 』
そう、簡単に言うと
私は なんともちょろいファンだ。
と言うかさっきファンになった。
いや、だってあれはファンにならざる得ないわけであって。
周りから見たらほんとにクソなんだろうな私
こういう人ほどファンになって欲しくないでしょ。
だけどさ
あんなサービスの嵐、反則だよ。
しかもさっき会ってきたんだよ?
しかもなんか親戚だったし?!
鼻高になりたくないけど、
自分が特別だとは思ってないけど、でも
何か 特別感は感じてしまった。
でも、この短時間でファンになった理由は
ファンサービスがよかったからってだけじゃなくて
『 ほんとに歌もダンスもラップも全部うますぎ… 』
実力がハンパなかった。
絶対テレビで見てるだけじゃ伝わらなかった
実際にこう見るとやっと本当の凄さが分かって。
『 ソラ先輩、いろいろ教えてください。 』
ソラ 「 わらった(笑) もちろんだよほんとに!
Aがばんたん好きになってくれて嬉しすぎる(泣) 」
『 ソラのせいだからね〜 』
ソラ 「 そうじゃなくて、あたしの " おかげ " でしょ〜! 」
『 はいその通りです、先輩 』
ソラ 「 ははっ(笑) じゃ、そろそろ退場しよっか〜 」
私たちは余韻に浸りながら会場を後にした。
いや、するつもりだった。
…プルルルル
ソラ 「 ん?電話なってる?あたし? 」
『 え?鳴ってる? 』
正直、会場のBGMで着信音は聞こえにくかった。
…プルルルル
ソラ 「 いや、あたしじゃないや。 Aの? 」
私はカバンから携帯を探すと
『 あ、私だ。
… ユミオンニからだ。 』
私は急いで電話をとった。
『 もしもし、ユミオンニどうしたんですか? 』
ユミ 「 あっ!よかった出た出た!…え?
うんうん!オッケー分かった分かった(笑) 」
『 …ん?もしもしユミオンニ?? 』
なんか電話の向こうで誰かと喋ってて分からない。
ユミ 「 あ、ごめんAちゃん!
あのね、」
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……この日から時々、今が夢か現実かわからない時がある。
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サクラドロップ(プロフ) - じあさん» ありがとうございます( ; ; )ぐだぐだですがこれからもよろしくお願い致します(;ω;) (2017年7月25日 11時) (レス) id: 73fbc2a39d (このIDを非表示/違反報告)
じあ(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます。これからも頑張ってください〜! (2017年7月24日 8時) (レス) id: eff2d09bf8 (このIDを非表示/違反報告)
サクラドロップ(プロフ) - 蒼華さん» ありがとうございます(><) これからもよろしくお願いします! (2017年7月4日 22時) (レス) id: 73fbc2a39d (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - 続きが楽しみです(*´∀`*)これからも頑張ってください! (2017年7月4日 16時) (レス) id: c5befee986 (このIDを非表示/違反報告)
サクラドロップ(プロフ) - 琉音さん» ありがとうございます(>_<) そう言っていただけると頑張れます!更新ゆっくりですが、飽きずに読んでいただけると嬉しいです! (2017年6月30日 6時) (レス) id: 73fbc2a39d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラドロップ | 作成日時:2017年6月7日 1時