検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:339 hit

ページ3

そう言って、フウカは元気に部屋を出ていった。

〜フウカを見送った青の城の門番の会話〜

「フウカ様元気になってよかったな」

「あぁ、来たときはあまりの負のオーラが漂っていたからびっくりしたぜ。にしても髪型も変わって帰っていくとは」

「チトセ様の愛ですかねぇ」

「ですねぇ〜」

〜セシル目線〜

「ただいまーーー!」

朝とは全然違う様子で帰られた姫様。それもそうです。まさか髪型も変わって帰ってくるとは思っていませんでした。チトセ様のところに行かれると聞いたので、元気になって帰ってくるとは思っていましたが…。

「姫様〜!おかえりなさいませ!!お腹空いてますよね!!ご飯沢山用意していますからね!!それにしても可愛いですね!とてもお似合いです。」

「んー。なんかチトセがしてくれた。そんなことよりご飯!!」

そうして私の横を横切り、私は姫様の後ろを追いかけようと視線を向けたときにあることに気づいた。

「姫様!その髪飾りもチトセ様が?」

「え?あーこれね。うん。なんか捨てるはずだったものをあたしによこしたんだって。雑いわよね。扱いが!!」

いえ、姫様。それは多分姫様のために残しておいたものですよ。とは、言わない方が正解なのでしょう。

「ふふふ。そうだったのですね。でもとても綺麗なので、大事に取っておきましょうね」

姫様のちょっとぎこちない返事を残し食堂へと走り出した。

それと、このことも秘密ですかね。チトセ様。その髪飾りの花のこと。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:らくだい魔女 , らく魔女 , チトフウ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:歩望 | 作成日時:2022年9月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。