最弱ちゃんは最強魔法使い!?

二十四話 ページ24

莉「いつも俺だけが記憶を持ったまま転生するの、いつもみんな忘れてるの、でも...いつも離れないの」

莉「そして、何回転生しても、絶対にAに出会う」
『は？ちょいちょい、なんで私？』
莉「それは、最初の人生(ものがたり)に関係あるかな」


莉「俺達、最初はバラバラだったんだよ。みんなそれぞれの人生を楽しんで、苦しんで生きてた。最終的に皆がネットの世界に辿り着き、なーくんが声をかけて始まった。」

莉「それが"すとぷり"」

莉「結成した当初、ホントに最初から推してくれる子がいたの」
『もしかして......』
莉「うん、A。ほら、関係あったでしょ？」
『まあ、驚いたけど。こんなこともあるんだね、てか、推すって選挙でもしてたの？』
さ「まあ、簡単に言うと応援してるってとこかな」
『ふーん、私、こいつらのこと応援してたんだ』
莉「それで、なんやかんやあって俺達とAが仲良くなって、一緒に飲みに行ったりして、いつも笑って過ごしてた。けど......。」
『けど、って？』
莉「ううん、なんでもない！」

莉「次が二つ目の人生」

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