04:夏休み ページ4
「あ、Aさん！こんにちは」
カランコロン、と
ドアを開けて
レストランに入ると
もうすでに
萃香ちゃんがいて
テーブルにクロスを敷いてくれていた
「萃香ちゃん早いね〜」
「今日から学校が休みなんです♪」
「そっか、もう夏休みなんだ..」
「Aさんはいつからですか？夏休み」
「確か来週から、だったかなぁ」
喋りながら
ロッカーから着替えを取り出して
はらりと落ちた封筒を見て
あっ！と思い出した
「…あ、そうだ萃香ちゃん！」
「何ですか？」
「今度ね、萃香ちゃんの歓迎会しようって、オーナーと話してたの。」
カウンターに入って
封筒からチケットを取り出して
「そしたらね、オーナーが俺はいいから2人で行ってこいって、駅のすぐそばにあるレストランのチケットくれたの。だから今度の休み、一緒に行こっか」
はい、ってチケットを見せると
萃香ちゃんは
わかりやすく目をキラキラさせてて
とっても可愛い
「いいんですかっ？だってこれ、人気で..予約しないと食べられないお店ですよね？」
「オーナーの知り合いがやってるお店なんだって。ラッキーだよね」
「はいっ、わぁ〜 ありがとうございます」
「お礼なら、オーナーに言ってあげて(笑)
たぶんすっごく喜ぶから」
そう言うと
すぐさま走って、厨房に消えた萃香ちゃん
可愛いなぁ、なんて
笑って
ロッカーのところへ戻って
着替えを済ませた
携帯をみると
メールが1件。
【大倉忠義】って文字に
妙にドキドキしながら開くと
『今日、店行く！今日は邪魔するやつらはおらんから！』
短い文章だけど
わくわく具合が伝わってくる
「…邪魔するやつらって..(笑)」
大倉くんが来るまでの数時間
とても長いようで
あっという間
平日の今日はお客さんも少なくて
カランコロン、と音がしたのは
私もカウンターで休憩をしてたとき。
「…いらっしゃいませ！」
萃香ちゃんが
入口へとパタパタと走っていって
「ごめんね〜」なんて言いながら
まかないのカレーを食べていたら
「うわっ、そのカレーめっちゃ美味そう！」
背後から声がして
「ん"っ、…！！」
ビックリして
カレーが喉に詰まった
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∞チムニー∞ - この小説だ〜〜〜〜〜〜〜いすきです これからも頑張ってください!! (2014年3月18日 16時) (
レス) id: 2e906751f0 (このIDを非表示/違反報告)
きょうか - この作品めーっちゃ大好きです！！ほんまに大好きです！！ (2014年3月3日 10時) (レス) id: ecd8d44437 (このIDを非表示/違反報告)
まるやす - じゅーくぅー!!すげえ面白かったお♪皆から人気者だね (2014年2月11日 18時) (レス) id: 7d74898860 (このIDを非表示/違反報告)
キスモコ(プロフ) - この小説めっちゃくちゃ面白いです!!!!大好きです!!!! (2014年1月26日 23時) (レス) id: 33f256d7be (このIDを非表示/違反報告)
∞かな∞(プロフ) - もう、大ファンです！頑張ってください！ (2013年12月15日 3時) (レス) id: f81e2cb88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のわ
| 作成日時：2013年7月20日 23時
