32、君の夜と私の朝(あなた視点) ページ32
今日は仲良しの皆さんと
夜から朝まで撮影をすると聞いていたので、
私はいつもより少し早起きをして
リビングでメイクを始めようとしています。
なんでいつもよりも早起きかと言うと
撮影後のレトさんに少しでも会いたいからです！
(ガチャ…)
あ！レトさん撮影終わったみたい！
レト｢…ふぁぁわ( ˊ࿁ˋ ) ᐝ
Aちゃん早起きだなぁ｣
ぽやんぽやんのレトさんがリビングに来てくれました。
『レトさんお疲れ様です！
何か飲みますか？』
レト｢ううん、もうすぐ寝るから大丈夫。
…Aちゃんはメイクするのぉ？｣
『はい、今からしようかなって思ってました！』
ふーん、と言いながらレトさんは
私のメイクポーチをつっついています。
…かわいい(*ˊᵕˋ*)♡
レト｢これなに？｣
レトさんがメイクポーチから取り出したのは
まつ毛をあげるビューラーでした。
『これはまつ毛をくるんってするやつですよ！』
私はそう言って右のまつ毛にビューラーを当てて
まつ毛を上げました。
レト｢おぉー！！めっちゃまつ毛くるんってなってる！
俺もやってみたい！｣
子どものようにキラキラした瞳で
私のビューラーを見ているので
私は喜んでレトさんに渡しました。
レト｢……んー、うまく挟めない…｣
レトさんは目に当てるのが怖いのか
めをギュッとつむりながら
ビューラーを握っています。
レト｢やっぱり怖いからいい！｣
レトさんはそう言って
ビューラーを私のメイクポーチにしまいました。
『レトさん、そろそろベッドにいかないと、
目がとっても眠そうですよ。』
レトさんがリビングの椅子でうとうとしていたので、
私は声をかけます。
レト「……うーん、そうします。」
こんなところで寝てしまったら
きっと首とか痛くなってしまいますもんね！
『レトさん、おやすみなさい(*ˊˋ*)』
レト「…おやすみなさい(*ˊˋ*)」
レトさんは私にニッコリと微笑んで
寝室に行ってしまいました。
なんでしょうか…
最近レトさんと一緒に過ごす時間が
とてもかけがえのないものに感じます。
もっと一緒にいたいとか、
もっとレトさんのことを知りたいとか、
そんかわがままな自分が出てきてしまいます。
私も何か趣味とかあれば
気を紛らわすことができるんだろうな。
今度皆さんが集まった時にでも
聞いてみましょう！
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ふゆこ(プロフ) - 会社員Aさん» わー🥺♡嬉しいコメント励みになります！！更新が疎らで待たせてしまって申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります☺️ありがとうございます！！ (5月23日 23時) (
レス) id: fe6b1e796f (このIDを非表示/違反報告)
会社員A(プロフ) - すごくおもしろくて一気に読んでしまいました！ふゆこさんの限界オタクになります！！これからも更新楽しみにしております😊 (5月23日 8時) (レス) id: fc0d9cde39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆこ | 作成日時：2023年3月26日 0時
