15、無理は禁物1(rtrt) ページ15
俺はあまり仕事を休まないし、
動画のストックは少しある。
この間、Aちゃんに
温泉に行く提案をされたのを鵜呑みにして
これは作りためしてお休みを作らないと！
と思った俺は、
かなり無理をして仕事を頑張っていた。
レト「…ふぅー………」
やっと一息ついて時計を見ると
時刻は21:18…。
レト「もうAちゃん帰っちゃったな…」
俺は最近あまりAちゃんに会えていない。
寝起きにコーヒーを一緒に飲む。
いつもそれきりになってしまう。
でも、Aちゃんとデートに行くためにも
もう少し頑張らないと！！
リビングに行くとテーブルの上に
手紙と軽食が置いてあった。
【レトさんへ
お仕事お疲れ様です。
最近あまりお話できてなくて寂しいです。
たまには少しお仕事お休みして、
体を休めてくださいね。
Aより】
それはそれはキレイな字で、
短い文章からAちゃんの心配そうな顔が
目に浮かんだ。
レト「こんな手紙もらったら、
尚更頑張らなきゃな…！」
俺は自分にそう言い聞かせて、
疲労でふらつく足に力を入れてまたパソコンに向かった。
◆◇◆
……さn…………
…れ……さん…………
『レトさんっっ！！
レトさん大丈夫ですか！？？？』
遠くから大好きな声がして
俺は目を覚ました。
レト「……あぁ、Aちゃんだ、、
まだ帰ってなかったんやなぁ…」
『何を言ってるんですか！！
レトさん倒れてたんですよ！？
…ちょっと待ってくださいね、、』
俺は回らない頭で今の状況を考える。
俺が倒れてた…？
ふと前を見ると、
Aちゃんが俺の手首をつかんで、
俺に顔を近づけてきた。
…な！！！え！？キスっっ！？
Aちゃんの積極的な行動に、
俺は意を決して目を閉じる。
……と、おでこに冷たい感触が…
目を開けると、
Aちゃんが自分のおでこを俺の額に
あてていた。
『レトさん！大変です！！
お熱があるし、脈が異常なほど速いです！！！！
救急車呼びますか！？？』
要するに俺は日頃の無理が祟って
風邪を引いてしまったらしい…
レト「…あ、多分脈は興奮しちゃったからと思うし、
救急車は大丈夫かもです……
今日はお仕事お休みするから、
Aちゃんも今日は帰っちゃって大丈夫よ」
『ダメです！！
とりあえずレトさんはベッドに行きましょう。
私につかまってください…』
俺はAちゃんに甘えることにした。
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ふゆこ(プロフ) - 会社員Aさん» わー🥺♡嬉しいコメント励みになります！！更新が疎らで待たせてしまって申し訳ないですが、楽しんでいただけるように頑張ります☺️ありがとうございます！！ (5月23日 23時) (
レス) id: fe6b1e796f (このIDを非表示/違反報告)
会社員A(プロフ) - すごくおもしろくて一気に読んでしまいました！ふゆこさんの限界オタクになります！！これからも更新楽しみにしております😊 (5月23日 8時) (レス) id: fc0d9cde39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆこ | 作成日時：2023年3月26日 0時
