猟犬 ６人目。

＊番外 ページ50

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席に着き、早速注文。





A「えーっと......苺大福１つと、抹茶ラテを」





鐵腸「羊羹とめんつゆを頂きたい」






店員さんすっごい動揺してる。







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A「ねぇ、副長って可愛いと思わない？」




鐵腸「何だ行成。」



A「いや、何と無く」





鐵腸「何もしなければ普通の幼女だが、言動が恐ろしい」





A「そうだけどね。けど隊長と話す時と、他の隊員と話す時じゃ態度の差が凄いじゃん。
そこは女の子なんだな〜って思う」





鐵腸「成る程。」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿お待たせしました〜








注文した４品がテーブルに乗る。









一応めんつゆも運ばれてきた。









A「おー、美味しそう」








鐵腸は羊羹にめんつゆをかけ始めた。








A「頂きまーす」









抹茶ラテをズズッと啜る








鐵腸「うむ、美味だ。」









鐵腸はモグモグとめんつゆ羊羹を食べていた。







A「.........美味いの？」







鐵腸「美味い。」






その言葉を聞き、すぐさま私は鐵腸のフォークと羊羹を奪い取る。







A「あ、美味しい」







羊羹を返し、自分の大福を食べようと手を伸ばしたが、







鐵腸「此方も美味いな」







鐵腸が大福を頬張っているではありませんか。








A「あ、ちょ......何やってんだアンタ」







鐵腸「ギブアンドテイクだ」







A「はぁ.........」







云い返せない。








A「とりあえず返してくれ」








私が「返せ」と手を伸ばすと、一口食べられた大福を返される。









私は構わずかぶりついた。








A「美味しー」







甘い餡子の中から、少し酸っぱい苺が出てくる









鐵腸「おい、」






A「何」






鐵腸に呼ばれたので、顔を其方に向ける。









すると突然、鐵腸に口元を拭われた。








A「え、何。どしたの」






鐵腸「餡子がついてた」








ほら、と少しだけ餡子のついた指を見せられる







A「あ........有難う...」







突然にカップル的な事をされて固まる。








云えばいいだけなのに......








A「.........羊羹頂戴。」









鐵腸「なら大福と引き換えだ」









A「別にいいよ」









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短くてすんません。





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