猟犬 ６人目。

理想論。 ページ35

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探偵社・ポートマフィア：中原ｓｉｄｅ
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ガンッッッ





宮沢「え.............？」








長い刃が機体ごと宮沢の胴を貫いた。









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鐵腸「逃さぬ」






鐵腸は伸びる刀を機体に刺し、探偵社の元へ接近する。









中原「おいおいマジかよ、何だあの怪物」









ついに、"怪物"が機体に足をつけた。









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『雪中梅』








中原「拙い！あの怪物野郎、ヘリの回転翼をぶった斬る気だ！！」








国木田「..............................」









＿＿＿＿＿谷崎、＿＿＿＿＿＿＿＿＿









国木田「必ず真犯人を暴け。頼んだぞ」









谷崎「国木田さん！？」







国木田はヘリの扉を開けて、外へ向かい歩いた。









そして飛び降り、鐵腸を己と共に突き落とした。







鐵腸「なっ......、愚かな、この高度でも俺は死なぬ。再び剣を伸ばしヘリを追う」






国木田「愚かなのは貴様だ、俺の予定は何人にも乱せん」






国木田が懐から紙を取り出す。









＿＿＿＿貴方の理想は気球のように大きく高い。ですが気球は何時か必ず燃料が尽き、地に墜ちる。＿＿＿＿＿＿＿









国木田「我が名は国木田独歩！我が理想は墜ちぬ！！この「生命(イノチ)」を燃料として、永遠に飛び続ける！！！」







紙には「手榴弾」と書かれていた。









『独歩吟客』









手榴弾が具現化される。









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そして＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









＿＿＿国木田さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！＿＿









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爆発した。









探偵社を護るため、敵を道連れにさせようと＿＿

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