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放課後になり、帰り支度をしていると
紫「あれ?
Aちゃん、部活とか行かんの?」
鞄を持った紫耀くんが、こちらに向かって来る。
「うーん、あんまり興味ないかな…」
前の学校でも、
バイトあったから入ってなかったし。
紫「じゃあ、」
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紫耀くんのこの一言から
始まったんだ。
それはきっと運命で。
奇跡なんかじゃない。
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その道を選んだのは
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紫「生徒会、
入らへん?」
「生徒、会…」
紛れも無い、私。
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紫「てことで、
連れてきちゃいました!」
淳「連れてきちゃいました!って…」
生徒会室に入って間もなく、
紫耀くんの腕を引き、
奥で話し始める2人の男の子。
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内容は聞こえないけど
あまり良い雰囲気には見えなくて。
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「あの、
私、歓迎されてませんよね…?」
小さな声で問いかけると
紫耀くん達が振り向いて。
「いやっ、良いんです!
試しに来てみただけですから!
じゃ、失礼しま__。」
紫「待ったぁー!」
その場の空気に耐えられず
すぐさま生徒会室を出ようとすると、
紫耀くんに腕を掴まれて。
紫「とりあえず
話だけでも、せえへん?」
私と2人の男の子を交互に、
伺うように見つめて。
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健「いんじゃない?」
淳「しゃーないな。」
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aio - 移行のパスワードが分からないですので教えて欲しいです。 (2018年11月24日 19時) (レス) id: 45c0c823c7 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - 移行した奴のパスワード分からないです教えて欲しいです (2018年10月16日 6時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘橙 | 作成日時:2016年4月24日 20時