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重「ええなぁ、俺も行きたかったなぁ」
生徒会室にて、
玄樹くん達に昼休みの話を聞いてから、
しげはさっきからずっと同じこと言ってます。笑
「そんなに羨むことですか?笑」
重「当たり前やん!
Aに会えるだけで幸せなんやから」
「…もう慣れましたよ」
重「本心なんやけどなぁ?笑」
って言っても正直ときめかないわけでもなく…笑
だってあんな笑顔で言われたら、
きゅんとしない人なんて居ないでしょ!
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それからしばらく雑談していると、
勝.聡「「玄樹!」」
玄「あー…お疲れ様です。笑」
勢いよく扉を開けた2人が声を揃えて呼んだ人物は、
なにやら覚えがあるようで、苦笑いで軽く返事をする。
勝「何勝手に抜け出してんの?」
聡「ほんと大変だったんだから!」
玄「ごめんなさーい…」
勝「ただでさえ時間ないんだし、
玄樹、一応主演なんだからさぁ?」
「主演?」
聡「うん、玄樹が姫役で、勝利が王子役なんだ」
ちなみに僕は玄樹の執事役ね、なんてふわふわ笑う聡くん。
それと反対に、言い合いになっている勝利くんと玄樹くん。
3人共仲良しだなぁ。笑
玄「僕姫役やるのまだ認めてないからね。」
勝「それより休み時間!勝手にどっかいってさぁ!」
玄「…Aが僕を呼んでたんだもん」
もんって…高校生が使う語尾か?
まぁ、玄樹くんだから許されるんだよね。
ていうか巻き込まれちゃったよ…笑
玄「ね?A」
「えっと…」
勝「玄樹の為に嘘つかなくていいからね」
聡「もう、Aちゃん巻き込むのやめなって」
聡くんの止めも効かず、
2人に見つめられた私は、
言葉を出せずに固まってしまった。
すると、
健「うるさい、3人共。
ちびっ子たちが女の子囲んでんじゃないよ」
勝.聡「「健人くん!」」
勝「ちびって俺のこと?」
聡「僕ちびじゃないし!」
玄「健人くんには言われたくないなぁ。」
そう言ってグッと腕を引いてくる。
玄「健人くんだってAの事口説いてるくせに」
健「口説いてねぇわ!笑」
勝「玄樹、A困ってるから。」
すると次は勝利くんに腕を引かれて。
もう…私は物じゃないんですけど!笑
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aio - 移行のパスワードが分からないですので教えて欲しいです。 (2018年11月24日 19時) (レス) id: 45c0c823c7 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - 移行した奴のパスワード分からないです教えて欲しいです (2018年10月16日 6時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘橙 | 作成日時:2016年4月24日 20時