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「これどこー?」
「それもっと前ー」
「ここどうする?」
学校中が文化祭に力を入れ始めた頃、
私たちのクラスも、少しずつ準備を進めていた。
勇「A、大丈夫?」
「うん、全然!
皆の方がなんか大変そう…笑」
私は何していいか分かんなくて、
とりあえずメニュー考えたりしてるだけだから。笑
勇「みんな張り切ってるよな。」
「生き生きしてるよね。」
勇「初めてだもんな。俺も超楽しみ!」
「ふふっ、私も。」
無邪気に笑う勇太に、こっちまで笑みが溢れる。
廉「じんーちょっとええ?」
勇「おうー!」
廉「悪いA、じん借りるな」
「どーぞ。笑
ちゃんと仕事してきなよー」
勇「分かってるわ!笑」
2人に軽く手を振った後、
またメニュー用のメモに視線を戻す。
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「藤井さん!」
ふと後ろから聞こえた声に振り向けば、
何かを持って走ってくる女子2人。
確か…
「
愛羅「あぁー名前、覚えててくれたんだ!
でも、愛羅ってよんでくれていいから!ね?」
かなり近い距離で話してきていて、圧が凄い…笑
弥生「愛羅、藤井さん困ってるから。
ごめんね?こいつフレンドリー過ぎてうるさいんだ。」
愛羅「弥生ちゃんひっどーい!」
うるさい、と軽く真間さんの頭を叩く小野崎さん。
なんかしげと淳太先輩みたい…笑
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「で、何か用が…?」
弥生「あ、そうそう。
衣装作りの為に、採寸したいんだけど…」
「あ、私衣装は着ないので_____」
愛羅「駄目だよ!」
「え、」
愛羅「藤井さんスタイル良いんだし!」
「そんなこと…」
愛羅「あるの!私が言った時も、みんな頷いてたじゃない。」
そう。
真間さんは、このカフェを提案した張本人だ。
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弥生「お願い、とりあえず採寸だけでも…」
さっきまで落ち着いていた小野崎さんまで
手を合わせてお願いしてくる。
どちらにしても、
勇太達に無理矢理着させられそうだしなぁ…笑
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aio - 移行のパスワードが分からないですので教えて欲しいです。 (2018年11月24日 19時) (レス) id: 45c0c823c7 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - 移行した奴のパスワード分からないです教えて欲しいです (2018年10月16日 6時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘橙 | 作成日時:2016年4月24日 20時