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「あんた、誰?」









急に声をかけられて









「あーごめんなさい!



廉!女の子にそんな言い方はあかんやろ〜」







もう1人の男の子が、優しくつっこむ。









紫「あ、

廉はこう見えても、良い人なんですよ?」







廉「紫耀よりいいひとはおらんやろ」









廉 と呼ばれた色黒の彼と




紫耀 と呼ばれた茶髪の彼。









.









どうしていいか分からず

戸惑っていると、









.









紫「えーっと、




確かに知らない子ですね〜。







2年生か3年生ですか?」









顔を覗き込むようにして

聞いてきて、









「えっ、と…





1年生、です。」







まじぽん!? と驚いている彼の横で

話し出した色黒さん。









「じんが言ってた転校生か。」








じん?









紫「あー!思い出したました!








すみません、

1年生と、多少の2,3年生の顔は
大体知ってるつもりやったから…







じゃあ初めまして やね。」









表情がころころ変わる茶髪さん。







それとは反対に、


表情が全く変わらないクールな色黒さん。









なんで2人でいるんだろう…。







紫「で、何しとるんですか?」







「えっ、



えっと、あの、」







廉「何もじもじしとるんや。



はっきり言えや。」









なにこいつ、腹立つ。

上から目線過ぎでしょ。





なんて内心思っていても

そんなこと言える度胸もないわけで。









「な、なんでも


ない、です。」







ムカつく色黒野郎←
が、軽いため息をついて。






紫「もう、廉!だめっていうとるやん。





ごめんな?
でも、可愛いとこもあるから

嫌いにならんといてや?」





ああ、なんて良い人。←






はい とは言いにくいけど。笑








廉「なっ、紫耀!

余計な事言わんでええねん!






お、お前!用ないならはよ行けや!」









頬を赤らめて一生懸命話す姿が

思いの外可愛くて。





確かに可愛いとこあんじゃん。




相変わらずイラつくけど((









.









紫「理事長室じゃないって事は、

理事長さんに用ではないんですね。



誰に用ですか?」






廉「紫耀、こいつは用無いて…」






紫「もう!

平野のこと、あほあほ言うくせに

こんなこともわからんの〜?」









茶髪さんは、頬を ぷくぅ と膨らませる。







色黒より何倍も可愛い((

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aio - 移行のパスワードが分からないですので教えて欲しいです。 (2018年11月24日 19時) (レス) id: 45c0c823c7 (このIDを非表示/違反報告)
(匡子(プロフ) - 移行した奴のパスワード分からないです教えて欲しいです (2018年10月16日 6時) (レス) id: 2aca83cdf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘橙 | 作成日時:2016年4月24日 20時

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