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「俺聞いてないけど!奏斗!」
『えっ、あ、なんかごめん……言わない方が良かったのかなこれ……』
風「っはは!!…ひー…だって僕言ってないもん、雲雀は本当に面白いなあ」
ずっと笑っていた奏斗が遂に喋った。喋ったのに一言目が"僕言ってないもん"だと。
なんだよこいつは、さっさと言えよ!!!てか先に言えよ!
風「ごめんって、怒らないでよ、ね?」
俺が怒ってねぇよと言おうとしたその時、教室のドアがあいた。
咲「ん!なのいたー!ってかみんなここにいたんだ?」
「ねぇ!奏斗に彼女いるの知ってた!?」
俺は教室に現れてすぐの人物に質問をぶん投げた。
咲「知ってるもなにも…」
風「彼女って…」
『咲だよ?』
渡会雲雀、もう驚きで倒れそうです。
「俺騙されてた気分やわ………奏斗のこと来世までおんでやる……」
咲「?おんでやるってなに?」
「え、恨むこと……………」
『?…あー、もしかして"怨んでやる?"ってこの字を書くやつ?』
「あー!それ!!!!」
風「っ………………ひば、それ、うらんでやる……」
「…まじか。俺も帰ってええか?」
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作者名:shokupan | 作成日時:2023年7月10日 22時