Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ47)

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145:一緒なら。ページ47

「俺宿舎出るよ」
「え？」
「だってAが来たら宿舎に住んでもらうわけにも…」
「ｼﾞｮﾝｳﾝそんなに焦らないで？」
「だって…兵役までそんな時間ないから」

湯船にたっぷりお湯を溜めて

泡だらけで話してた。

「多分…俺は公益だし、そうなったらさ自宅から通えるんだ。」
「そうかもしれないけど…」
「一緒に暮らしたくない？」
「暮らしたい。でもﾒﾝﾊﾞｰと離れてくらしたことあるの？」
「…ないな」
「…きっと寂しいよ。だから焦らないで。自然とそういう時期って来るのよきっと」
「…考える」
「そうして。私が宿舎の近くに部屋借りたらいいでしょ？」

ｼﾞｮﾝｳﾝは少しだけ不満そうな顔してたけど

すぐに笑って

「Aが年上で良かった^^」
「どうして？」
「突っ走る俺を冷静にしてくれるから」

そう言われると嬉しかった。

きっとお互いにこんな恋は初めてで

でも

だからこそ慎重にならなきゃいけない気がしてたから。

「私たちにはこれからいっぱい時間があるのよ？」
「そうだよな^^」

ｼﾞｮﾝｳﾝの今年のｽｹｼﾞｭｰﾙは大変なものだった。

多分、私が韓国へ来たとしても

こうやってゆっくりとした時間を過ごせる日は

あまりないかもしれない。

「今は嵐の前の静けさだ(笑)」
「そっか…」

だとしたら余計に

彼の全てを支えたいから

そのためにも。

「何が怖いって…明後日には帰るんだよなA」
「…ん。」
「その後の自分だよ(笑)」
「それは私も同じ(笑)」
「ちょっとでもいいからさ…早くこっち来いよ？」
「うん^^日本に帰ったら忙しいわ!」
「俺にも協力させて？」
「ありがとう^^」

確実に動き出した私たちの時間

ｼﾞｮﾝｳﾝとなら

乗り越えて行けそうな

そんな気がした。