Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ46)

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144:要注意人物。(YH) ページ46

ﾕｱﾝの病院から戻って

宿舎の駐車場に車を停めた。

「…タバコ買い忘れた」

俺は深くｷｬｯﾌﾟを被りなおして

宿舎近くのｺﾝﾋﾞﾆへ行くことにした。

「？？？」

ｽｼﾞｭ寮の前に数人のELFたちがいて

離れたところに明らかに違うｵｰﾗを放つ女がいた。

どっかで見たか？

気のせいか…

「いらっしゃいませー」

このｺﾝﾋﾞﾆは芸能人がうようよ来る。

少し入り組んだ解りにくい場所に建ってて

ほら今日も

「ﾕﾉ!」
「お前…いたのか(笑)」

立ち読みしてたｿﾝﾐﾝを見つけた。

「お前こそ珍しいね^^」
「タバコ切れてさ」
「ねーELFたちいた？」
「いたよ(笑)それに…」

変な女もいた。

「いや何でもない」
「ユチョンのところのさ…ジェラートが食べたいんだよね…」
「お前また(笑)太るって」
「行かない？」
「俺が行けると思うか？」
「でも頻繁に会ってるじゃん(笑)」
「そうだけど(笑)」
「帰るか。寄っていけよ。どうせﾁｬﾐﾅいないだろ」
「そうしようかな明日遅いし^^」

ELFたちにばれないように

地下の駐車場から入って

「あ。まだいる」
「ん？」
「あの子。さっきもいたんだ。様子がおかしくないか？」
「あ…また来たんだ」
「誰？知り合い？」
「ｲｪｿﾝﾋｮﾝが前付き合ってた子。昨日も大騒ぎでさ…」

変な胸騒ぎがしてきた。

「あの子ﾋｮﾝをおいかけて事務所に入ったんだよ」
「は？」
「ﾐｭｰｼﾞｶﾙ部門らしいけど」
「そんなのあったの？」
「あったみたい(笑)」

ﾋｮﾝとAの幸せを一番に願う俺としては

この胸騒ぎを無視できなくて。

その顔をじっと見た。

「可愛いけど気強そうだな」
「ﾋｮﾝと付き合ってたぐらいだよ？可愛いけど絶対彼女も変人だって」
「ぶっ(笑)ってことはAも？(笑)」
「可能性あるよね(笑)てかﾇﾅと付き合いだしてｲｪｿﾝﾋｮﾝ変わったよ」
「色気…あるよな。妙に…」
「複雑？(笑)」
「うるさい(笑)あ…」

彼女が俺とｿﾝﾐﾝの方をじっと見てた。

「気付いたよね…」
「だな」

ﾆｯｺﾘと笑顔を浮かべて

俺たちに頭を下げて

彼女は帰っていった。

「…何か怖いな(笑)」
「そうだね…」

彼女から目を離してはいけない気がした。

きっとｿﾝﾐﾝもそう思ったはずだ。