Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ45)

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143:上機嫌な俺。(YE) ページ45

「３人からﾏｽﾀｰの話聞いたときびっくりしました」

ﾁｬﾝﾐﾝは嬉しそうにﾏｽﾀｰと話している。

ま。何を話しているのかは

俺には解らんが。

ﾘｮｳｸもｷｭﾋｮﾝもﾏｽﾀｰにくっついて

うきゃうきゃ騒いで楽しそうだ。

「ﾇﾅは英語話せるの？」

ﾁｬﾝﾐﾝはAにそう聞いたが

それは何か意味があるのか？

「英語はさっぱり(笑)」

ﾁｬﾝﾐﾝはﾆﾔﾘと笑って

ﾏｽﾀｰに英語で話しかけて

驚いたことにﾏｽﾀｰもﾍﾟﾗﾍﾟﾗ英語で会話を始めた。

「ﾏｽﾀｰはｲｷﾞﾘｽに１０年以上住んでたのよ」

Aはそう教えてくれた。

でも何で英語なんだ？

「ぶあはははは!!」
「あーっははは!!」
「何だよ２人ともー!何の話したの？」
「そうだよ教えてよ！」

うんうん。

盛り上がっていろ。

Aはﾆｺﾆｺしながら４人を眺めてる。

｢ｼﾞｮﾝｳﾝ…昨日はごめんね？」

突然俺に謝って来るから

「Aがどうして謝る？」

俺は不思議だった。

「だって…私子供みたいに嫉妬してバカみたいだった」

…

「なぁ…言っていい？」
「言わなくていい(笑)」
「言わせろ(笑)」
「バカ」
「どうしてそんなに可愛いんだ？」

だってそうだろ？

ほかにどんな言葉が思い付くんだよ。

「あのね、あのお店任せてもらえることになりそう^^」
「…マジか？」
「うん^^」
「…」
「ｼﾞｮﾝｳﾝ？」
「ヤッターーーーー!!!」

Aを思いっきり抱きしめて

大絶叫した。

「「「「ぶはははははは(笑)」」」」

笑え笑え

好きなだけ笑ってくれ!!!

Aだけは困った顔してるけど

それでもいい。

また一つ現実になるんだから。

４人にからかわれながら

俺は上機嫌だった。

「ﾋｮﾝ、明日遅刻しないでくださいよ」
「当たり前じゃないか!」
「ﾇﾅをちゃんと休ませてあげてくださいね？(笑)」
「まかしとけ！」
「ﾋｮﾝ、避妊しろよ(笑)」
「ハハハ」

飲み過ぎた俺は

ﾏｽﾀｰに何度もお礼を言って

Aと２人店を出た。

「ｼﾞｮﾝｳﾝ飲み過ぎ!もう!!」

俺より遥かに酒が強いAは

顔色も普通で

ｷｮﾛｷｮﾛと周りを見渡して手を上げた。

「あれ？もしかして…」

変装もしてない俺に気付いたﾀｸｼｰﾄﾞﾗｲﾊﾞｰが

「よく似てるけど…違うな(笑)」

都合よく勘違いしてくれた。