Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ34)

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132:トン邸の朝。(KH) ページ34

「で。お前は何をしに来たんだ?こんな朝っぱらから(笑)」
「ﾕﾉﾋｮﾝおはようございます^^ﾁｬﾐﾅは?」
「まだ寝てる。起こすなよ?死ぬぞ(笑)」

相棒。寝てる場合じゃないぞ。

俺はﾕﾉﾋｮﾝの忠告も聞かずに

初めてﾄﾝ邸の朝に乗り込んだ。

それにしても豪華な部屋だな。

所狭しと置かれたﾄﾛﾌｨｰ

大男２人にふさわしくすべてが大きい家具。

ｿｳﾙ中が見渡せるほどの大きな窓。

「とにかくそこに座ってろ。」
「ﾕﾉﾋｮﾝ、今日ｵﾌですか?」
「ﾁｬﾐﾅはｵﾌだよ」
「ﾋｮﾝは?」
「俺?俺は撮影」
「何の?」
「何だっけ…何かのﾌﾞﾗﾝﾄﾞ」

聞いた?

本職ﾓﾃﾞﾙじゃないのに

何かのﾌﾞﾗﾝﾄﾞって…ﾓﾃﾞﾙじゃんか!

俺なんて…海苔だぜ

笑えるか!!!

第一このｽﾀｲﾙ…男の俺が見ても

惚れ惚れする…

「ｷｭﾋｮﾝ、お前がｵﾌの朝に起きてるなんて珍しいな」
「最近…眠れないんです」
「ｹﾞｰﾑのやりすぎ。それにﾜｲﾝ控えろ…浮腫みが尋常じゃないぞ。」
「あはは(笑)」
「ま…それはﾁｬﾐﾅもだけどｱｲﾂはあんまりでないからな…」

ﾕﾉﾋｮﾝに聞いてみたいことがあった。

答えてくれるかな…

「ﾋｮﾝが知ってるAﾇﾅってどんな感じ?」
「どうして?」
「ん…最初のｲﾒｰｼﾞと今のAﾇﾅがずいぶん違うんだ」
「そうだな…Aは…一言で言えば強かったかな?」
「どういう風に?」
「例えば、絶対に泣かないし冷静で気が利いて…人前でｶﾞｰﾄﾞを緩めたり絶対にしない女。踏み込めない部分?ってのかな。あの顔だし、見る人が見たら冷たいって思うかもな(笑)」

確かにそうだった最初は。

でも今、ﾇﾅといえば

優しくて暖かい笑顔。

「ｱｲﾂはﾋｮﾝと付き合うようになって変わったよ。こないだもﾋｮﾝが韓国帰る時悲しそうな顔してた。俺にはあんな顔見せたことなかったよ」

ﾕﾉﾋｮﾝの気持ちはもうAﾇﾅにはないことが解った。

だからこうやって懐かしそうに話すんだ。

「…お前…そこで何してんの…」

ものすごい低音が聴こえた。

「ﾁｬﾐﾅ…(笑)おはよ」
「ﾋｮﾝ…何でｿｲﾂいんの?」

ﾋｮﾝに敬語じゃないﾁｬﾝﾐﾝを初めて見た。

「お前に会いにきたって^^」
「…寝る。ﾋｮﾝが相手しろよ」

こわ…

「だから言ったろ(笑)」

相棒の寝起きは凄まじかった。