Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ4)

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102:俺の女。(YE) ページ4

久しぶりの運転は

やっぱり緊張して

空港に着くまでに結構時間がかかってしまった。

目立たない場所に駐車して

Aに電話をした。

『ｼﾞｮﾝｳﾝ！たった今着いたの』
「俺も今来たよ^^寒いか？」
『うん寒いよ韓国(笑)』
「そこまで行けなくてごめんな？駐車場まで歩いて来れるか？」
『もちろん^^』

車を降りた。

肌寒い空気が肌に当たって

心地いい。

遠くに長い髪を揺らして

風を切って歩く女が見えた。

キャメル色の細身のｺｰﾄが彼女の白い肌に良く似合っている。

ピンヒールの上品な音。

大きな長い目が俺を捉えると

綺麗な顔は

たちまち可愛い笑顔になる。

見てみろよ…

あれが俺の彼女って信じられるか？

もうさ…

ソウル中に…

いや韓国中に叫んでしまいたい!!

あの綺麗なお姉さんは俺の女なんだー！って!!

「ｼﾞｮﾝｳﾝ^^」
「もう一回」
「は？(笑)」
「も一回少し後ろから歩いてきてみて？」
「バカ！寒い！(笑)」

車に乗り込むと

その温かさに嬉しそうに

「あったかい^^ｼﾞｮﾝｳﾝありがとう」

はぁ…

俺心配だ。

お願いだからそんな顔誰にも見せないでくれ。

ﾕﾉはよく彼女を俺に会わせたよな(笑)

ま、そのおかげで今こうして幸せなんだけど。

たまらず冷たいコートの上から抱きしめた。

「ｼﾞｮﾝｳﾝ…誰かに見られたら」
「いいから。」

誰の目にも触れさせたくない。

俺の中だけにこうやって閉じ込めて

俺だけに笑って欲しい。

「ｼﾞｮﾝｳﾝ寂しかったの？(笑)」
「ん。」
「一緒だね」

感動の再会は

時間を忘れてしまいそうになるほどだったけど

ソウルへの帰り道は

「きゃー！ｼﾞｮﾝｳﾝぶつかるー！」
「うわ！こわーー！」

俺のｽﾘﾘﾝｸﾞな運転に

２人で絶叫した。

「もうｼﾞｮﾝｳﾝの運転する車には乗らない(泣)」
「俺も乗らない(笑)」

とりあえず

A滞在中のドライブは諦めた。