Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ28)

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126:違う人。(KH) ページ28

「ｿﾝﾐﾆﾋｮﾝ!ｲｪｿﾝﾋｮﾝ起こしてきて!!」

ﾘｮｳｸ!どうして俺に頼まない。

もしかしたら…

そういう心配してるんだな(笑)

「俺が起こしてくるよ^^」
「ｷｭﾋｮﾝは欲求不満だからﾀﾞﾒ」

バカか。

余計な心配しすぎるから女子って言われるんだ。

「何を見ても興奮しない?」
「お前(笑)俺大人だぞ」

何を見たって俺は動じないぞ。

証明してやる。

『これからﾋｮﾝの部屋に潜入』

一応ﾁﾝｸﾞには伝えておくか。

『お前…無事でいる自信あるのか?(笑)』

やかましいわ。

ﾉｯｸをしても当然返事はない。

よし…入るぞ!

「ﾋｮﾝ?起きてー。朝…」

俺は動けなくなった。

朝の光が

２つの身体を煌々と照らして

くっつきそうなほどの近い距離に２つの唇

ﾋｮﾝの腕は愛しい何かを守るように

その背中を包み込んで

小さな手が大きく見えた。

「だからｿﾝﾐﾆﾋｮﾝに頼んだのに!ﾋｮﾝ起きて!!」
「んぁー…」

俺たちがいるって解ってるのかな…

ﾋｮﾝは彼女にｷｽをして

「…起きる」

そう言った。

「ほら!ｷｭﾋｮﾝ行くよ!!」
「…はい」

脳にこびりついた光景…

『お前今頃死んでるな(笑)』

ﾁｬﾐﾅのﾒｰﾙに返信すらできない。

「ｷｭﾋｮﾝどうした？ﾋｮﾝ起きてた？」
「…うん…ｷｽしてた」
「は?(笑)お前大丈夫か？真っ赤だけど」

ｿﾝﾐﾆﾋｮﾝも

彼女といる時

その朝はそんな顔してるの?

「何だよｷｭﾋｮﾝ(笑)僕の顔に何かついてる?」
「ﾋｮﾝ…俺…」
「お前もｹﾞｰﾑばっかしてないでさ、ﾁｬﾝﾐﾅもだけど(笑)恋しろよ?」
「…そうですね…」

あれはﾋｮﾝだったけど

確かにそうだったけど

違った。

別の人だった。

あの声とは別に

初めてﾋｮﾝに男の色気を見せつけられた。

ﾄﾗｳﾏになりそうだ。

「ｷｭﾋｮﾝ…どうした。顔がﾄﾏﾄみたいに可愛いな」

何だよ

あんな顔してたくせに…

今はいつものﾋｮﾝだなんて

「二重人格」
「ｱﾊﾊﾊﾊﾊ(笑)え?何で?」

悔しすぎる。