Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ25)

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123:照れて怒る可愛い彼女。(YE) ページ25

「あ。ﾋｮﾝごめん!Aﾇﾅがいる間ここは２人専用だったね^^僕間違えた」

ヘヘって笑って服を着るｿﾝﾐﾝを俺とAはただ見てた。

「どうしたの？２人とも^^ﾇﾅ、ﾋｮﾝのｽｳｪｯﾄが良く似合うね^^」

ごゆっくり^^そう言って手を振る弟。

ﾊﾟﾀﾝ。

ﾄﾞｱは何事もなかったかのように

普通に閉まって

俺らは顔を見合わせた。

「/////」
「何赤くなってんのよ!返して!!」

俺は握りしめていた物をゆっくりAに返した。

「ちょっと…ｼﾞｮﾝｳﾝ!着替えるから出て行って!」
「え?」
「え、じゃないの!もう!」

無理矢理追い出されてしまった。

…怒ってるな(笑)

顔が真っ赤だった。

予想外に早く帰ってきたﾒﾝﾊﾞｰたち。

それぞれが自室にいるのか

いつもの時間が流れてる。

しかし今は

どうやったらAの機嫌が直るかが

最大の問題だ。

部屋へ戻って深呼吸をした。

うん。何も考えられない。

俺ってやつは…素直すぎるな!!

「照れて怒るとか…ﾌﾟﾊﾊ!」

何百回も言ってるが

「可愛すぎる!!」

そんな姿を見せられた俺は

今夜をどう乗り切ればいい?

また昨日みたいにじゃれあうだけで済むか?

無理だ。

部屋に戻ってきたAは

まだ少し顔が赤くて

俺の方を見ない。

「A、ごめん」
「…別に。」
「心配だったんだ。あまりにも長いから倒れてるんじゃないかって」

これは真実だぞ。

「倒れてるわけないじゃない…もう。」
「ごめんね?」
「知らない。」

ここは少しｸｰﾙﾀﾞｳﾝだな。

俺もｼｬﾜｰしてこよう。

ﾘｮｳｸに説教されたってのに

俺全然気分爽快!!

「俺もｼｬﾜｰしてくる。」

そう告げて部屋を出た。

「目標…１０分!!急げ!!」

風呂場のﾄﾞｱを開けると

綺麗に掃除されてることに気付いた。

「…だから長かったのか」

とたんに愛しさが倍増して

俺は早くAを抱き締めたくて

髪もﾛｸに乾かさずに部屋へ戻った。

薄暗い部屋

「A?」

Aは窓辺で月を眺めていた。

耳にｲﾔﾎﾝをしてるのが見えて

驚かそうと後ろからそっと抱きしめた。

「ｷｬ!」
「何聴いてるの?」

素早くｲﾔﾎﾝを一つ奪って自分の耳に持って行く。

「ちょ!返して!!」
「あ…」

だからさ。

Aがそういうことするから

俺のﾌﾞﾚｰｷが壊れるんだ。