Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ20)

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118:同じ想いの場所。ページ20

暖かいｺｰﾋｰを買って

車の中から

夜の海を眺めた。

「ごめんな」
「うん…」

さっきのことを何度もｼﾞｮﾝｳﾝは謝るけど

あぁされなければ解らなかった。

言葉も話せるし

地理も知ってる。

だから余計に。

「どうしても自分で探すというなら、まずﾈｯﾄで下調べして2人で行こう」
「それは無理だよ」
「一緒に歩かなくても近くにいるから」
「そんなこと言ったら私韓国に住めなくなる(笑)」
「それはまた話が別だろ？(笑)」

協力させてよ

そう言ってくれるｼﾞｮﾝｳﾝが頼もしかった。

「ﾕｱﾝさんのこと…ありがとう」
「んー^^帰ろうか」

私の頭をｸｼｬっと撫でて

「夜の運転か…大丈夫かな俺(笑)」

もういつもの彼だった。

長い一日の中で

いろんなことがあって

今日もｼﾞｮﾝｳﾝとこうしていられることが

奇跡みたいに思えてくる。

「飛ばさないでね？」
「う、うん」

ﾕﾉに謝るなと言った彼が

何だか誇らしかった。

誰も悪くないなんて

私なら言えないかもしれない。

ﾕｱﾝさんのことも

私の心に大きく響いた。

彼の心や言葉は

斬新で真っ直ぐで優しい思いやりに溢れてる。

「ｼﾞｮﾝｳﾝは優しいね」
「今頃知ったのか？(笑)」

さっき私を押し倒した時

彼は震えていた。

きっと私が思う以上に

心配してくれてた。

「私しっかりしなきゃ！」
「どうした？(笑)」

彼を悲しませたくない。

それはきっと

愛してるとか

好きと

同じ想いの場所にある感情。