Snow White vol.3:yesung story from SJ. (ページ17)

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115:帰る相談。(CM) ページ17

「帰ろうか^^」
「ううん。私行くところが…」
「え？」

ｲｪｿﾝﾋｮﾝは心底驚いた顔をしてる。

「ﾋｮﾝ、正直に言っていいですか？」
「どうしたﾁｬﾝﾐﾝ」
「僕、ﾕﾉﾋｮﾝに置いて行かれたので足がありません」
「ええええええ！どうするんだ俺たち？ﾕﾉの車で来たのに!」
「まったくKYで申し訳ありません」

ｼﾞｭﾝｽﾋｮﾝが送ってくれるはずですが…

さりげなく視線を送りましょうか…

「え？俺？」
「ﾋｮﾝ以外誰がいますか？」
「いいけど…ﾊﾞﾚたらまずくない？」
「ﾋｮﾝ。今日の自分の顔ご存じですか？」
「そうだった！今日はｶﾘｽﾏの日じゃなかったんだった！」

Aﾇﾅはｿﾜｿﾜして携帯を見てますね。

「あのー…私仕事が残ってるのでここらで失礼…」
「ｺﾗｰｰｰｰｰ!何言ってんだぁ?!」

怒ってますねﾋｮﾝ…

「だって不動産屋さんに行かなきゃ…」
「俺も一緒に行く。」
「ﾀﾞﾒ！ｱﾅﾀはこんなとこ歩けないでしょ!」
「歩けます!」
「何言ってんのよ!自分が誰だか解ってるの?」
「ｷﾑ･ｼﾞｮﾝｳﾝ大学生(20)ﾃﾞｽ!」
「７つもｻﾊﾞ読むなんてふざけないで!」

子供の言い合いが始まりました。

「…で…どうする？ﾁｬﾝﾐﾝ(笑)」
「はぁ…」

僕の出番ですね。

「お二人良いですか？」

丁寧に優しく聞きましたが

聞こえてません。

「2人ともｱﾗｻｰのくせにいい加減にしたらどうですか?」

2人激しく項垂れました。

あ。横にもｱﾗｻｰなり立ての人がいましたね。

見事に凹んでます。

「ｼﾞｭﾝｽﾋｮﾝ、まずはﾇﾅを不動産屋さんまで連れて行ってもらえますか？その後ﾋｮﾝと僕を事務所近くで降ろしてください。そして再びﾇﾅを迎えに行って頂いて宿舎の近くまで連れてきてください。いいですか」
「いいです。」

素直でよろしい。

「ｼﾞｭﾝｽと2人きりになんてしておけるかー!」
「ﾋｮﾝ、いいんですよ。2人手を繋いでﾀｸｼｰを拾って頂いても。ﾇﾅのことがﾊﾞﾚて事務所から変な仕打ちを受けますけど。いいんですか？」
「だめです。」

やれやれ

さっきまでのかっこいいﾋｮﾝは

きっと誰かが憑依していたに違いありません。

ﾕﾉﾋｮﾝの目はごまかせても

僕の目はごまかせませんよ。