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いつの間にか眠ってしまったAをゆうまが抱き上げて、ベッドへ。


「…ゆ、た……、」


ぎゅっとゆうまの服の裾を掴んだAの手をそっと解いて、ベッドへ寝かせる。


ゆうま「…、泣かないで、A。」


髪を撫でて、部屋を出る。
リビングには神妙な面持ちのひゅうがとあむぎり。



ひゅうが「俺だって、Aのこと好きだけど。」


あむぎり「俺もだよ。」


ゆうま「俺も。ただ、ゆうたとはちょっと違うかもしれないですね。」



ゆうたがAをずっと想っていたことは皆知っている。A以外は。

そして、それが絶対に報われないことも、皆知っていた。特にゆうたは。


恋とか愛とか、そんな感情が関係を崩すことは、彼らは知り過ぎていた。




ひゅうが「ま、とりあえずやまとがゆうた連れてくるって言ってたから待つか。」


あむぎり「A、なんか言ってた?」


ゆうま「ゆうたって、呼んでたよ。」



万が一、Aとゆうたが付き合えば。そんなことを誰もが考えた。

ゆうたはきっと誰よりAを大切にするし、Aはずっとここにいられる。


ただ、それはあり得ない。



だって、彼らは、AよりAのことを知っている。


何を思っているかは、わかってしまう。



…痛いほどに。

_→←▼_いつまでも



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ベルギーチョコ(プロフ) - akiさん» 気づいて良かったです( ´∀`) (2022年2月7日 10時) (レス) id: 6938e81241 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - ベルギーチョコさん» わわ…ありがとうございます…!助かりました…! (2022年2月7日 10時) (レス) id: ae49dd9656 (このIDを非表示/違反報告)
ベルギーチョコ(プロフ) - オリフラついてます(コソッ) (2022年2月7日 4時) (レス) id: dabcd84e79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aki | 作成日時:2022年2月6日 23時

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