02_08 ページ30
▷あなた
「出発ー!」
ゆうま「僕運転しますよ??」
買ったはいいけど、仕事以外でほぼ乗っていないレクサス。
「久しぶりに運転したい気分!飽きたら代わって。」
ゆうま「りょーかいっ。」
車中ではずっとゆうまくんが話してくれて。他愛のない話なのに、ずっと笑っていた。
ゆうま「パンケーーキ!」
「私これ!いちごと生クリームのやつ!ゆうまくんは?」
ゆうま「チョコのやつにしよーかな!」
パンケーキが届くまでもずっと、ゆうまくんは笑わせてくれた。よくわかんないけど、面白い。(笑)
ゆうま「思ったこと言っていい?」
「何言うかはわかってます。」
「「海じゃなくね??」」
(笑)
そうです、二人がたどり着いたのは山梨県。湖の近くの、小洒落たカフェ。
「湖でした(笑)」
ゆうま「まあでもほぼ一緒ですね(笑)」
「全然違うよ(笑)」
パンケーキを食べながら、湖を眺めるゆうまくんの横顔が、太陽に照らされてキラキラしてる。
ゆうまくんといると、仕事のこととか、嫌なことを忘れられる。
「クリームついてる(笑)」
ゆうま「ん!?取れた?」
「取れてないよ、こっち(笑)」
口の端についたクリームを拭うと、柔らかく笑った。
ゆうま「それ僕がAさんにやりたかったのにー…。」
「残念(笑)」
435人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aki | 作成日時:2021年9月5日 12時