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02_02 ページ24
▷あなた
ゆうま「はい、たばこ。」
「あ、払うよ。」
ゆうま「ついでだったんで。」
いつもは無邪気なのに、こういうとこでは男の子の顔。それもまたかわいい。
「じゃあ、ありがとっ。」
ゆうまくんから煙草を受け取り、封を開けて一本咥える。
ゆうま「火、いる？」
「んーん、もってる。」
ゆうま「うぃー。」
適度な距離と、程よい温度感。
ゆうまくんとの時間は、なんだか落ち着く。
ゆうま「あ、僕明日オフだ！」
携帯を見て急にはしゃぎ出すゆうまくん。
…かわいい。
「よかったね、私も明日休み。」
ゆうま「えっ、じゃあどっか行きましょうよ！」
ゆうまくんの提案に少しびっくりしてしまった。彼なりの距離の詰め方なのだろうか。
ゆうまくんは、怖くない。
「どこ、いこうか…(笑)」
ゆうま「どこ行きたい？」
急に見せる男の子の顔には、ちょっと慣れない。ドキッとしてしまう。
天然でやっているのがわかるからこそ、ドキッとする。
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作者名：aki | 作成日時：2021年9月5日 12時
