・強い味方 ページ22
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ひゅうが × A
ひゅうが「まだやまとと口聞いてないっしょ?」
「うん。向こうも話しかけてこないしあたしから話しかけるのも気まずくて」
ひゅうが「あいつまじ変なとこ頑固だし意地っ張りだから。俺がどんな思いでAちゃん諦めたか知りもしねぇで」
「え?」
ひゅうが「俺前にも言ったけどAちゃんに負担はかけたくないし友達も大事だから、皆に楽しくして欲しいの。なのにやまとの変な意地で2人が上手くいかなくなるなら俺身引いた意味無くね!?って」
やまと選んでもゆうた選んでも、何かのキッカケで俺を選んでくれたとしても、Aちゃんが幸せなら俺はそれでいいし邪魔するやつは俺がぶっ飛ばすから安心してよ
なんて言いながら笑ってるひゅうがは本当に良い子なんだろう。
あたしの中でやまとが1番なのは変わってなくて、なのにゆうたの事もどこか心の中に残ってて
その中途半端な気持ちでやまとを不安にさせて、皆を掻き乱してるのに。
ひゅうがはいつだって味方で居てくれる。
「ほんとにありがとう。ひゅうがとはずっと仲良くしてたいなぁ...」
ひゅうが「まじ!?めっっっっちゃ嬉しいわその言葉!絶対落ちないでね、Aちゃん」
「うん、あたしも落ちたくないし祈るしかないね」
ひゅうが「もし落ちたらぼん説得しようぜ!!!」
「堂々と不正しようとすんなw」
結局、やまとと話すタイミングも無いまま脱落者発表の時がやってきた。
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作者名:yyf | 作成日時:2021年10月15日 5時